発売日がいよいよ決定。初回封入特典で「堕天使エルギオス」が手に入る
アーケードで絶賛稼働中の「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅱレジェンド」を完全に再現した「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー」はWiiで7月15日に発売予定。価格は6,090円(税込)。
また「ニンテンドーDsi(TM)」内蔵のカメラでカラーコードをスキャンし、自分のWiiにカードデータを転送することで、集めたカードをすべて今作のゲームの中で使用できるニンテンドーDsiウェア「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー専用カラーコードスキャナー」を同時に発売することで注目を集めた。
ゲームの内容は以前に紹介しているので詳しくは
こちらの記事を参照して欲しい。今回は現時点で判明した最新情報を中心に取り上げていく。
初回封入特典はレジェンド大魔王カード「堕天使エルギオス」今作の初回特典はレジェンド大魔王カード「堕天使エルギオス」がついてくる。もちろん、アーケードで稼働中の「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅱレジェンド」でも使うことできて、Dsi専用スキャナーでも、データを取り入れてWii上でも使用できる。凶悪な大魔王とバトルして勝利できるかはプレイヤーの腕とカード次第だ。
専用カラーコードスキャナーは200Dsiポイント!この安さにさすがに驚かされた。カードを読み取るスキャナーということで、800Dsiポイントぐらいを推測していたのだが、良い意味で裏切られた形だ。
Point of view
今回は発売日と価格が決まったことを紹介したわけだが、まだまだ肝心の通信対戦の詳細が明らかになっていない。
そして、最近、別記事で取り上げている「ドラゴンクエスト モンスタージョカ-ズ2」のマックDSやDSステーションでの様々な連動企画からスクエニのこれからの販売戦略が読み取れる。
推測ではあるが「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー」も、上のような連動企画で「レアカードの配信」やら、インターネットを使った全国大会の開催などは当然、計画に組み込まれているだろう。ただ、ソフトがWiiなのでDSと同じものは使うことはできない。その辺りをどうするかも注目だ。
スクエニはアーケードと携帯ゲーム機の新しい連動企画におけるシナジー効果を狙いながら、確実にそれを伸ばしているのが伺える。「ドラゴンクエスト」という自社の最大限のブランド価値を利用しながら、多くの波状効果を狙っていく戦略は、これからのゲームソフト販売戦略に大きな影響を与えるだろう。
とはいえ、別マーケットを宣伝するための戦略を最初に行って、大成功を収めたのは、おそらく任天堂ソフト「ポケットモンスター」の伝説のポケモン「ミュウ」の配信だと思われる。そして、大人気のポケットモンスター映画にはこうした「レアポケモン」のデータが手に入るのがお約束の特典となっている。
今、思えばドラクエ9のアーケード連動企画や一年間のクエスト配信もただの中古市場の値段対策だけではなかったようだ。スクエニの新しい販売戦略に今後も注目したい。
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