著作権侵害。Shareを通じてゲームソフトを無断で共有したとして有罪判決を受けたものが対象!
上の画像を見て欲しい。これは第2次スパロボZを起動したとき、最初に出てくる注意事項である。最近、このような注意事項はPSPソフトだけではなくDSにも確認されている。
これが意味するところは、今後、ゲームメーカーがゲームソフトの違法ダウンロードの取り締まりを強化していく方針ということだ。
そして、ACCS(コンピューターソフトウェア著作権協会)が18日に、複数のゲームメーカーからの報告で、ファイル共有ソフト「Share」(シェア)を通じて、ゲームソフトを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしたことにより、著作権侵害の罪で有罪判決が言い渡された者に対し、損害賠償を請求したという。ACCSは次のように述べている。
著作権侵害行為は他の犯罪行為と同様、刑事罰だけでなく民事的な損害賠償責任も生じます。ファイル共有ソフトを通じた著作物の違法アップロード行為に対する刑事事件は、近年、相次いで摘発されていますが、それにもかかわらず、違法行為を根絶するには至っていません。そのような状況のもとでは、刑事罰のほか損害賠償責任の追及も違法行為の抑止のために必要と判断せざるを得ないことから、今回の損害賠償請求を行ったとのことです。
DSとPSP用ゲームソフトの国内被害額は6年間で約9,540億円。世界での被害額は約3兆8,160億円!これが昨年、CESA(コンピューターエンタテイメント協会)が試算した違法ダウンロードの被害額である。しかも、これは「Winny」「share」などのP2Pファイル共有ソフトを通じて入手されたものは含まれていなかった。もし、含めば単純でも倍になるという。
今後どうなるかゲームの違法ダウンロードに対しての取り締まりはますます強化されていくのは言うまでもない。もちろん、普通にゲームを購入しているプレイヤーにとっては何の問題もない話ではあるが、まずは共有者の何人かを見せしめと逮捕して、損害賠償請求額を明らかにしていくと思われる。
逮捕、損害賠償を請求されたくなればやることは簡単だ。そのような違法なゲームのダウンロードを止めて、もし、持っているなら削除すれば良い。マジコンなどもそうだ。ゲームメーカーの努力を踏みにじる悪質な行為は断じて許すべきではない。
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