安定的に売れるFF4のリメイク、人気の秘密は?他のFFシリーズ作品のリメイク回数は?
スクウェア・エニックスの代表シリーズの一つである「ファイナルファンタジーシリーズ」はこれまでにシリーズと呼ばれてるのは14作発売されている。
その中でも、断トツの人気を誇るのがFF7であるのだが、何度リメイクされても安定的な売上を誇る作品をご存じだろうか。それがFF4である。3月24日に発売されるPSP「ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション」(価格は5,980円(税込))を入れるとリメイク回数は9回目となる。
ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクションFF4の基本ストーリーはもちろん、後に携帯版で追加されたアフターストーリーが「ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ」の2本が収録されており、さらに、その二つの時代を繋ぐ追加のシナリオ「Interlude」が用意されているのが特徴だ。まずはPVを見て欲しい。
「FFIV コンプリートコレクション」 店頭用トレーラーボリューム感はたっぷりであり、FF4の懐かしいBGMが聴ける。人気の秘密はストーリーや完成されたシステム(アクティブタイムバトル)もそうだが、印象に残るBGMではないだろうか。FF4のBGMはいまだに良く覚えている。
今までのリメイク作品プレイステーション版『ファイナルファンタジーIV』(1997年3月21日)
ワンダースワンカラー版『ファイナルファンタジーIV』(2002年3月28日)
ゲームボーイアドバンス版『ファイナルファンタジーIVアドバンス』(2005年12月15日)
ニンテンドーDS版リメイク『ファイナルファンタジーIV』(2007年12月20日)
Wii(バーチャルコンソール)版『ファイナルファンタジーIV』(2009年8月4日)
NTTドコモ FOMA用 iアプリ版『ファイナルファンタジーIV』(2009年10月5日)
au EZアプリ (BREW)版『ファイナルファンタジーIV』(2009年12月10日)
SoftBank S!アプリ版『ファイナルファンタジーIV』(2010年1月13日)
プレイステーション・ポータブル版『ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション』
*イージータイプがSFで発売されているがあれはリメイクではないので数に入れてない。
このように並べてみるとほとんどの機種で発売されていることになる。特に筆者がリメイクでお気に入りなのが、FF4DS版である。OPの出来具合が素晴らしかった。
Final Fantasy IV DS Opening High Quality 他のFFシリーズのリメイク(移植)回数は?FF1 10回
FF2 10回
FF3 4回(iphoneでも配信予定であるので追加)
FF4 9回
FF5 3回
FF6 3回
FF7 3回
FF8 2回
FF9 1回
FF1とFF2はセットで収録されていることがあるので、全部入れるとリメイク回数が増えてしまう。ただ内容は同じで、機種も同じなので省いてある。また、FF4,5,6はコンビニ向けのPS版セットが発売されたりしているのでややこしい。FF7についても、インターナショナル版、Windows版などが発売されているので,これをリメイクに入れるのかどうかは意見が分かれるのではないだろうか。
Point of view
FF4のリメイク回数が多いのは、メーカー側からすれば、安定的な売上を誇るというのもあるだろうが、ユーザーからすれば、懐かしいのでついプレイしたくなるというのもありそうだ。
スーパーファミコンで発売されたときに、あるゲーム雑誌にFF4の画面が出たときに驚いたことがある。FF3から進化した当時としては最高に美しいグラフィックに、飛空挺という乗物が最初から登場するなど、今までのRPGの常識(当時、空を飛ぶ乗り物は最後が基本)を覆し、さらにアクティブタイムバトルという見たこともない戦闘システムが満載。従来のドラクエのコマンド式から抜け出した瞬間でもあった。
RPGの歴史でFF4は抜きにしては語れない。後世のゲーム業界に多大な影響を与えたアクティブタイムバトルシステム、魅力的なストーリーに、いつまでも心に残るBGM。名作はどの時代にやっても決して、色あせるものではないことを確認させてくれる。
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