魔チェンジ、怒ッキング、巨大魔チェンジ、転生を使いこなす。魔界戦記ディスガイア4攻略上級編!
魔界戦記ディスガイア4は、1を超えることを目標に製作された日本一ソフトフェアのやり込みSRPGだ。100時間遊んでも遊び尽くせないほどのボリュームである。
すでに初級、中級と攻略してきたが、上級編では魔チェンジ、怒ッキング、巨大魔チェンジ、転生などのやり込みシステムを特集していく。特に今作の魔チェンジは非常に使いやすくなり、怒ッキング、巨大魔チェンジなどの要素で、いつもはほとんど使われなかった魔物系キャラの使用頻度が格段に向上した。
魔チェンジシステムを理解する基本から紹介すると「魔チェンジシステム」とは魔物系キャラが人間系のキャラに隣接すると使用できる武器システムのことである。固有キャラで魔チェンジシステムができるのはデスコ(剣)であるが、それぞれ種族特有の魔チェンジ技などもあり、非常に使い勝手が良くなった。
魔チェンジシステムそのものは前作にもあったわけだが、今回の魔チェンジシステムの改良点の重要な要素は武器の攻撃力が低下しないことにある。前作では武器の攻撃力が魔物キャラに依存していたので、アイテム界で鍛えた武器に勝つことは難しかった。
今作では、最低攻撃力は「武器依存」となったので、弱い魔物キャラを魔チェンジしても、武器の攻撃力が保たれる。つまり、攻撃力がダウンすることがなく、魔物系のステータスが魔チェンジした武器に引き継がれることになった。
どんな弱い魔物キャラを装備してもマイナスになるということはないわけだ。これは大きな改良点だ。これによって気軽に魔チェンジをして、魔物キャラのレベルを上げることが可能になった。
魔チェンジには3ターンという時間制限付きなのだが、3ターン経つと、武器からは消滅して、ベースパネルから消えてしまうが、ベースパネルの出現数は回復しているので、他の魔物キャラを出現させて、また魔チェンジすることができる。
つまり、何体も魔物キャラを育てても役に立ってくれる。また魔チェンジしたときに、魔物系のキャラの魔アビリティーが引き継がれるのも魅力的だ。魔物系は3つまで魔アビリティーを装備できるので、デスコなどを武器にするだけで俄然強くなる。
怒ッキング魔チェンジだけでもかなり便利なのに、今作ではそれは序の口。「怒ッキング」とは、魔物キャラを隣接させて巨大化させることだが、怒ッキングのメリットは色々ある。
まず魔物キャラ二体が合体するので大幅にステータスが上がる。しかも、実はとある方法を使えば、最大4体まで怒ッキング可能になる。魔アビリティーも吸収。さらに特殊技の範囲が広くなる。
デメリットとしては移動制限がある。移動に必要な5マス(十字型)を確保しなければならない。敵の攻撃は受けやすくなる。ターンごとにSPを20%消費する。SP0になると怒ッキングは解除されてしまう。
これはメリット、デメリットにもなるのだが、ジオパネルの効果が5マス分なのでかなり影響される。敵が怒ッキングして、敵無敵のマスに入られると非常に厄介だったりする。
巨大魔チェンジそして、究極の魔チェンジはなんと怒ッキングした巨大モンスターを魔チェンジにして、人間型のキャラの武器に出来る。これには「巨大武器研究所」という邪シンボルが必要になるのだが、出し方は良くわかっていない。
*筆者の場合は最終ステージで、怒ッキングしたデスコの必殺技でラスボスをトドメを刺した時に偶然でた。「巨大魔チェンジ」の効果は怒ッキングと魔チェンジのプラス要素となる。これだけで圧倒的に強い。筆者はまだ未確認だが、敵のボスを使用してくる魔チェンジでの二刀流というものもあるようだ。
固有キャラはとりあえず5回転生転生とはやり込みにはかかせないディスガイアでは馴染みのシステムだが、固有キャラを転生させるとステータス補正+5%される。最大25%(5回)まで引き上げられるので、素質がおちこぼれやどうしようもないクズでも、転生させて行く方が強くなる。
しかし、凡庸型の場合は異なる。転生する度に必要なマナコストが増大するので、転生のタイミングとしては、各キャラの上位が出たときがいい。
最後に魔チェンジ、怒ッキングと色々と紹介してきたが、これは敵も使用するので、クリア後の隠しボスや上位アイテムのアイテム界の下層などはとんでもないことになるわけだ。それだけ敵もパワーアップするということだが、今作では、それを追加して、他のプレイヤーが育てたキャラとインターネットに繋げば対戦することができる。アイテム界にやってくるのだ。プレイヤーが育てた恐ろしいほど強いキャラクターたちが。
Point of view
3つの記事でディスガイア4攻略をしてきたが、まだまだ説明できてないことがたくさんある。特にアイテム界の楽しさなどは紹介したいので、色々とわかれば攻略特別編か、上級編その2辺りを書きたいと思っている。今回のディスガイア4はシリーズ最高傑作といえる。特に魔チェンジシステム関係の改良点は非常に面白い。
インターネットを通じた遊び要素も豊富。上級のアイテムに潜む強豪プレイヤーに出くわしたときのわくわく感が凄い。偶然に出くわした時に味方だったときは嬉しいが、敵だったときの絶望感。それでも倒そうと必至に策を巡らすのが面白い。
数々のプレイヤーを倒してこそ、ディスガイアの上級者といえるが、本編クリアしても、後日談、裏面、もちろん、修羅の国などが待っている。遊び尽くすにはまだまだ多くの時間が必要だ。1を超えた面白さなので、是非とも、この機会に触れてみて欲しい。
魔界戦記ディスガイア4 公式HP
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