(画像は、週刊ファミ通2010年2月4・11日合併号)
国内のゲーム雑誌の発行状況はファミ通(エンターブレイン)と電撃(アスキー・メディアワークス)の2社でほぼ独占!
JMPA(日本雑誌協会)が公開した2008年10月1日から2009年9月30日までの国内ゲーム雑誌の推定発行部数は以下の通り。
雑誌名 出版社 発行部数(発行部数が多い準)
週刊ファミ通 エンターブレイン 50万部
Vジャンプ 集英社 37万9167部*
デンゲキニンテンドーDS アスキー・メディアワークス 16万部
ファミ通PSP+PS3 エンターブレイン 15万部
電撃PlayStation アスキー・メディアワークス 13万1061部*
アルカディア エンターブレイン 12万部
電撃G'smagazine アスキー・メディアワークス 12万部
ファミ通Xbox 360 エンターブレイン 12万部
ファミ通DS+Wii エンターブレイン 10万417部*
電撃マ王 アスキー・メディアワークス 10万部
ファミ通Wave DVD エンターブレイン 10万部
電撃Girl's Style アスキー・メディアワークス 8万部
電撃HIME アスキー・メディアワークス 8万部
ファミ通Connect! On エンターブレイン 8万部
B's-LOG エンターブレイン 5万部
月刊ゲームジャパン ホビージャパン 3万部
*は実発行数
先ほど上で指摘した通り、週刊ファミ通の50万部を筆頭にして、各雑誌の売り上げ部数が出ている。
ファミ通の名前がついている雑誌は6誌で105万部
電撃の名前がついている雑誌は6誌で67万部
ただ出版社名からわかるとおり、ファミ通の名前がついてなくても、エンターブレインが出版している雑誌が、アルカディア、B's-LOGの2誌ある。
つまり、Vジャンプ、月刊ゲームジャパン以外は、エンターブレインかアスキー・メディアワークスの2社で、ほぼ日本のゲーム雑誌のシェアを独占していることになる。
日本経済もずっとデフレ状態が続いており、出版業界はインターネット登場によるデジタル書籍化もあり、どこも苦しいとよく言われる。ゲーム雑誌の方も生き残りをかけてのシェア争いが行われているのだが、しばらくはこの2社のほぼ独占体制が続きそうだ。
(画像は電撃PlayStationの2010年1月29日号)
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