(画像は、NewスーパーマリオブラザーズWii。アマゾンから)
「NewスーパーマリオブラザーズWii(ウィー)」の全世界での販売が1月上旬に最速1000万本を突破!国内でも300万本という驚異的な売上!
1月24日の日経ネットニュースに驚くべきことが書かれてあった。
任天堂、「マリオ」世界で1000万本 Wii向け新作
任天堂のゲームソフト、マリオシリーズの新作「NewスーパーマリオブラザーズWii(ウィー)」の全世界での販売が1月上旬に1000万本を超えた。昨年11月末の発売から約8週間での大台乗せとなる。
同ソフトは家庭用ゲーム機「Wii」専用で、1000万本到達は単一のゲーム機向けソフトとしては最速という。調査会社エンターブレインによると、日本ではすでに300万本を突破。北米地域でも450万本以上、欧州でも300万本近くを販売した。
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任天堂、「マリオ」世界で1000万本 Wii向け新作 国内での売上の方は何度か記事に書いてきたが、まさか全世界で1000万本を突破していたとは夢にも思わなかった。しかも最速である。
マリオが出たのは2009年12月3日。1ヶ月と少しで脅威の1000万本である。これがどれだけ凄い数字かわかるだろうか。全世界のWiiの販売台数を上げてみよう。
2009年3月26日時点でのWiiの全世界販売台数は5000万台である。つまり、この時点でWii購入者の5人に一人が1ヶ月で新作マリオを購入したことになる。
しかも、任天堂の作品は何年も高い売上数を誇る。
例えば、2008年4月10日に発売された「マリオカートWii」は、いまだにファミ通の売上トップ30の中で12位にいたりする。現在の売上数は251万本である。
(画像はマリオカートWii。アマゾンから)
またDSのNewスーパーマリオブラザーズも、2006年5月25日発売されたソフトだが、4年以上経っても同じくファミ通のトップ30の19位で、売上本数は569万本だったりするので、この新作マリオが今後どれだけ売れるかは想像もつかないわけだ。
(画像はDSニューマリオブラザーズ。アマゾンから)
任天堂の名前を世界に知らしめた『ポケットモンスター』の売上も出すまでもなく、任天堂の圧倒的な強さに驚いてしまう。ちなみにポケットモンスターの最新作。ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバーの売上はファミ通のトップ30の6位で350万本である。これもまだまだ売上が期待できそうだから凄いとしか言いようがない。
(画像はポケットモンスターハートゴールド。アマゾンから)
他にも「動物の森」「WiiFit」「トモダチコレクション」「ゼルダの伝説シリーズ」「ファイアーエムブレムシリーズ」「メトロイドシリーズ」「マリオパーティ」などのいくつもの看板タイトルを揃えているのが任天堂の桁外れの強さの秘密であり、しかも、全て自社ブランドという。
どの看板ソフト一つでも他社の普通の看板ソフト並みの収益を誇る。むしろ、超えている方が多いというのが現状だ。
筆者が知っている最初の任天堂はトランプなどや花札を売っていた小さな会社だったのだが・・・。
意外と知られていないのだが、任天堂は国内でのトランプ製造を最初に行った会社である。これが1902年のこと。
任天堂トランプ (画像はアマゾンから、現在は取り扱っていない)
1983年のファミコン発売までかなりの時間があるわけだが、トランプからアーケードゲーム、家庭用ゲーム機へと進化してきた。そして、2008年には国内でも世界でも、ゲーム機、ゲームソフトも世界一の売上数を誇っている。
2010年も任天堂の躍進はまだまだ続きそうだ。
Wii New スーパーマリオブラザーズWii トレーラー E3 part 2- New Super Mario Bros Wii Review
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