2010年販売本数トップ20 一位はポケモン、2位はモンハン

週刊ファミ通の今週号で、毎年恒例となっているゲームソフト販売本数年間ランキングトップ100が発表された。1位は誰もが予想できる任天堂の怪物ソフト「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」（491万本）2位は「モンスターハンターポータブル3rd」（348万本）となっている。

1位と2位はゲームニュースを見ている読者ならすぐに予想できたことで驚くことに値しない。今回はトップ20までを紹介しよう。意外なタイトルがランクインしている。

ゲームソフト販売本数年間ランキングトップ20

1.ポケットモンスター ブラック・ホワイト　　　
2.モンスターハンターポータブル3rd　　　　　　
3.New スーパーマリオブラザーズ Wii　　　　　　
4.Wii Party　　　　　　　　　　　　　　　　　　
5,ドラゴンクエスト6 幻の大地　　　　　　 　　
6.ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2 　　
7.トモダチコレクション　　　　　　　　　　　　
8.スーパーマリオギャラクシー2 　　
9.イナズマイレブン3 世界への挑戦！！　　　 　　
10.Wii Fit Plus 　　
11.メタルギアソリッド ピースウォーカー　　 　　
12.スーパーマリオコレクション スペシャルパック
13.キングダムハーツ　バース バイ スリープ
14.GOD EATER(ゴッドイーター）　　　　　　　　　
15.Wii Sports Resort
16.ドンキーコングリターンズ　　　　　　　　　　
17.龍が如く4 伝説を継ぐもの　　　　　　　　　　
18.北斗無双　　　　　　　　　　　　　　　　　　
19.グランツーリスモ5
20.マリオカートWii　　　　　　　　　　　　　　

以上。後の100位までは本紙で確認して欲しい。

見ての通り上位はWiiとDSがほぼ独占している。これは今年、2011年の市場を予測するのにも使えると思うのだが、実はここに来て、今年DSよりPSP本体販売本数が僅かながら伸びているというデータがある。

年間各ハード別売上台数

NDS　287万1618台
PSP　290万7120台
Wii　167万4438台
PS3　158万6123台
360　21万827台

つまり、PSPとPS3の巻き返しは今年から始まるという予想もできるわけだ。ただ任天堂には3DSという新型携帯ゲーム機があるので、この先、PSPが安泰といえば嘘になる。しかし、PSP2やPSP携帯の噂もある。

またGREEやモバゲーといったSNSと主体とした携帯ゲームの市場も拡大している。iPhoneを代表するスマートフォンの売れ行きも好調だ。もちろん、こうしたスマートフォン向けにゲームを開発するメーカーが増えてきている。

例えば、セガなどは家庭用ゲーム機ソフトの開発本数を減らし、代わりにスマートフォン、SNSの配信を増加させるというニュースがある。

上の年間販売数を見るときに重要なのはハードの普及数である。一番任天堂DSが普及しているので、販売本数も一番多いのは納得できる。

つまり、PS3のソフトやPSPの販売本数がDSと比べると少なくても、2011年はどうなるかわからないということだ。ハードが普及すればゲーム売上本数は増える。PS3の普及が広まれば、PS3のソフトがトップ10にはいることも十分考えられるのだ。

2011年も任天堂の天下となるかはまだまだわからない。3DSがかなり売れるのは予想できるが、問題は期待されているソフトが揃うかどうかである。実際、3DSの予約も始まって行列もできているようなので、2011年がどうなるかはとても楽しみだ。



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