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ロゼッタネットジャパンの次世代部品技術情報交換構想が実現~「RISE(Registry and Repository: R&R Internet SErvice)」運用開始~
2011年4月27日 ロゼッタネットジャパン(RNJ)
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■エンジニアリングチェーン最適化のための情報流通インフラ
ロゼッタネットジャパンの次世代部品技術情報交換構想が実現
~「RISE(Registry and Repository: R&R Internet SErvice)」運用開始~

ロゼッタネットジャパン(RNJ) (事務局:東京都江東区)では、これまで電気・電子部品技術情報の流通・再利用を行い、部品メーカ及びセットメーカの部品標準・資材調達・設計部門を含めた業務プロセスを最適化・効率化するために「部品技術情報流通Working Group(WG)」を2007年に発足し、バイヤ企業協議会(注1)と共に検討を進めてまいりました。
同時に部品情報の流通に必要なデータの標準化を進めるJEITA/ ECセンターとも連携を取り協議し、部品情報のインフラを支えるシステムの提供方法と、その運用サービスを行うプロバイダとして(株)豊通エレクトロニクスを選定し、同社を中心に各IT・コンテンツベンダより部品技術情報流通に必要な各種サービス・ソリューションを提供する新たなASPサービスとして提供することが決定され、同サービスは「部品技術情報流通センター」(R&R: Registry & Repository)という形式で立ち上げることとになりました。
この度、(株)豊通エレクトロニクスによるASPサービス「RISE(R&R Internet SErvice)」(https://www.e-rise.net)が運用を開始したことを報告致します。
今後のWGでは、同サービスの中国・韓国等のアジア諸国及びグローバルな利用に向けて引き続き検討して参ります。
また国内外の関係する標準化団体とも連携しグローバルスタンダードの業務プロセス最適化・効率化を目指して参ります。

【RISE(R&R Internet SErvice)概要】
●サプライヤのメリット
1.部品技術情報をバイヤに提供する際に統一のフォーマットで提供できる。
2.登録した部品技術情報を特定のバイヤのみに公開できる。
3.参加サプライヤの部品がバイヤ側でどのような品番で登録されているか把握できる。
4.バイヤから部品に関する引き合いを受けることができる。
5.バイヤを指定してサプライヤが自社部品の売り込みができる。
6.サプライヤ社内の情報共有ツールとして活用できる。

●バイヤのメリット
1.サプライヤから電子データで部品技術情報を入手できる。
2.サプライヤを指定して、部品技術情報の問い合わせができる。
3.社内品番からサプライヤに対して問い合わせができる。
4.部品技術情報の管理・入手コストの低減ができる。

2011年6月1日(水)から6月3日(金)東京ビッグサイトで開催予定のJPCA Show 2011のプリント配線板技術展ブースにて、WG活動紹介とRISE(R&R Internet SErvice)を紹介する予定です。
(注1)バイヤ企業協議会参加メンバ(敬称略)
オリンパス、キヤノン、コンテックEMS、ソニー、豊通エレクトロニクス、日本電気、他合計10社

ロゼッタネットジャパンは、サプライチェーン構築に関する規約の標準化・普及を推進するRosettaNetの日本における唯一の提携団体として、国内におけるグローバルなサプライチェーンの構築を目指しています。 RosettaNetはハイテク業界やその周辺業界で複雑な情報を交換するためのニーズから設立され、現在、これらの効率的な諸標準は他の産業部門にも広がっています。RosettaNetの諸標準は、世界中のさまざまな業界の何百社にも及ぶ企業のビジネス・プロセスを自動化し、グローバルな商取引における技術的および資金的な障害の低減に貢献しています。

本WGは、ハイテク企業を中心とし、バイヤ企業(セットメーカ)、サプライヤ企業(部品メーカ)にとって、もの造りプロセスの改善に直結する部品技術情報の流通において、より効率的なプロセスの改善を行うため中小規模のサプライヤも参加しやすい形態であるSaaSモデルでの交換基盤を検討しています。

今までの技術情報交換プロセスでは、サプライヤが持っている部品情報のスペック、含有化学物質情報(以下、環境情報)等の情報を一度、電子データから紙に印刷し、紙としてバイヤに提供しているケースが多く、バイヤはサプライヤから提供された紙から情報を読み取り、電子データ化して設計プロセスを含めたもの造りに利用していました。
また、3D、シミュレーション、環境情報のデータについては、バイヤからの個別要求に応じてサプライヤが個々に対応していました。
特に環境情報においては、REACH等の法規制に対応するために正確な情報をより短時間で、素材メーカから部品メーカ、セットメーカまでサプライチェーン全体にまたがる情報流通が求められております。

RosettaNetでは、部品技術情報交換の標準を定義し、電子データでの情報交換を推進してきましたが、今回はその適用範囲を拡大し、より少ない投資で参加可能なSaaSモデルを利用することでサプライチェーンに関わる全ての企業からの情報流通を円滑に実施するべく検討を行います。
部品技術情報流通基盤では、このプロセスを効率化するため、部品技術情報交換を一対一の関係から一対多もしくは多対多の関係に変え、かつデータプールに情報を蓄積することで、サプライヤが登録した電子データを、複数のバイヤが共通のデータ項目として電子データのまま、各バイヤの希望するフォーマットで提供することを実現します。

技術情報交換基盤における情報入力の手段の一つとしてISO標準文書ファイル形式である Office Open XMLをSaaSモデルでのサービス提供と共に活用することで、中小規模のサプライヤにも低コストで使いやすいWordやMicrosoft® Office Excel®を用いた仕組みを検討しており、相互運用性に優れた情報交換を実現します。
Office Open XMLを活用することで、サプライヤはB2Bサーバを用意することなくOffice製品からXMLベースの情報交換を可能とします。
Office Open XMLは、XML ベースのアプリケーションを容易に開発できる設計となっており、業務データから文書を作成する、文書を業務アプリケーションと連携させるなどの発展的な利用が可能です。
また、大手企業向けのサーバ間通信に関しては、RosettaNetが推奨するRNIF(RosettaNet Implementation Framework)だけでなく、JEITAのECALGA標準など標準化団体の枠組みに限定せず複数の通信手段を利用可能とする方向で検討しています。



<本件に関するお問い合わせ>
団体名:ロゼッタネットジャパン(RNJ)
担当者名:小菅 哲
TEL:03-5245-1079
Email:rnj-contact@rosettanet.gr.jp
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