
唯一のチャンスをモノにしてなんとか逃げ勝った岡田ジャパン。たった一つの勝利に日本国中が歓喜した。目標がベスト4であるならばグループリーグで一勝は通過点にしか過ぎないはずだが‥。
日本勝利の最大要因は相手の自滅
ギリシャに快勝した韓国代表に続き、強国カメルーンを撃破してアジア勢の躍進を世界に印象付けた岡田ジャパン。これまでのポゼッションサッカーを放棄し、カウンター狙いの守備戦術を採用した岡田監督はゴールを決めた1トップの本田、鋭い切り返しからアシストに繋がるセンタリングを上げた松井、鋭くカメルーンの攻撃の芽を摘んでいた阿部、エトーを封じ込めた長友など適材適所の好采配を見せた。しかしながら勝利の最大要因はカメルーン代表の内部分裂にあるようである。
日本代表と相対したカメルーン代表のスターティングラインナップに世界的名手のGKイドリス・カメニ(エスパニョール)とチームの核であるMFアレクサンドル・ソング(アーセナル)の名はなかった。かつてフランスリーグのオリンピック・リヨンで黄金時代を築いた名将ル・グエンもアフリカサッカー界特有の内部抗争に対処できないまま緒戦を迎えてしまった格好だ。カメニ、ソングという飛車角を失ったカメルーン代表はピッチの王将エトーを生かすことができず、バラバラのチーム状態で日本代表に敗戦した訳である。
スペインリーグトップレベルのGK:イドリス・カメニ
世界屈指のアンカー:アレクサンドル・ソング
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