どん底に沈むポーツマスに一筋の光

英国のスポーツサイトSky Sportsによれば、今年の2月に経営破綻したポーツマスFCの破産管財人アンドリュー・アンドロニク氏が、決勝に進んだFAカップ（5/15 対チェルシー）が終わるまでは選手を売らないことを明言した。

かつて川口能活（ジュビロ磐田）が所属したことでも知られるポーツマスFCは、財政難から今年の2月に経営破綻し、イングランド・プレミアリーグで勝ち点9を減点されている。成績不振もあってぶっちぎりの最下位に沈んでいるポーツマスは、最終日を待たずして降格が決定しているのだが、イングランドサッカー協会3大タイトルのひとつであるFAカップではなんと決勝に進出した。

シーズン後には多くの所属選手が移籍することが確実であるが、ファンのためにも優勝したいポーツマスにとって破産管財人の発言は朗報であろう。かつて親会社の撤退により横浜マリノスとの合併を余儀なくされた横浜フリューゲルスが天皇賞に優勝してミラクルを起こしたように、ポーツマスにも強豪チェルシーに打ち勝ってほしいものである。

今年の5/20にコナミから『WINNING ELEVEN 2010 蒼き侍の挑戦』（プレイステーション3）が発売される。様々なゲームモードが用意されているので、イングランドリーグでプレイしてポーツマスの軌跡をたどるのも一興であろう。


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Sky Sports
ポーツマス公式サイト
WINNING ELEVEN 2010 蒼き侍の挑戦