『激指(げきさし)』は、毎日コミュニケーションズがニンテンドーDS向けに開発した、市販の将棋プログラムの中では
“最高峰”といわれるソフトである。
その実力は、
「世界コンピュータ将棋選手権」において、2002年/2005年/2008年と3度優勝した実績を持つ。
最新の
『将棋ワールドチャンピオン 激指DS』では、段位が認定される
「通常対局」以外に、矢内理絵子女王および岩根忍女流二段との真剣勝負が楽しめる
「七番勝負」、1000問の詰将棋に挑戦できる
「終盤力認定」、さまざまな形式のクイズに挑戦できる
「将棋クイズ」などが搭載されている。
世界コンピュータ将棋選手権
第1回大会は1990年12月2日に開催され、優勝したのは『永世名人』。歴代の優勝プログラムには『激指』を含め、『森田将棋』、『極』、『金沢将棋』、『IS将棋』、『YSS』、『GPS将棋』などがある。
「世界コンピュータ将棋選手権」は、今年第20回を迎える。
コンピュータ対人間
コンピュータと人間ではどちらが強いのだろうか?!
世界コンピュータ将棋選手権が開かれた当初、将棋ソフトは、プロどころかアマチュアの上級者にも勝てないだろうと予想されていたが、コンピュータの驚異的な進歩で、プロ棋士に勝利する対局も増えてきた。
といっても、将棋ソフトのプログラムを組んでいるのは人間なので、正確には、プログラマー対プロ棋士というべきなのかもしれない。
引退したプロ棋士の元へプログラマーが出かけ、大金を積んで、「最強の将棋ソフトのプログラム」を依頼している姿が目に浮かぶ。
将棋ワールドチャンピオン 激指DS
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