固い頭を柔らかく…
昨今テレビゲームなどが流行っているが、その中で脳トレが大人たちの間でもブームになっている。
仕事や育児などで忙しく、脳を使う機会が減った毎日の中で、固くなってしまった頭を柔らかくすることに注目が集まっているのだ。
テレビやパソコンなどの影響で、脳が収縮しやすくなっているという話は聞いたことがある。そういった心配もあり、できる限り長い間脳を若々しく維持したい、という欲求が強いのだろう。
脳トレゲームよりも効果的?!
昔ながらの遊びとして、百人一首はかるたや花札と並んでとても人気がある遊びだった。
今では子供たちに百人一首や花札と言っても、その遊びの中身を知っている子供は少ないだろう。むしろ、名前にピンとこない子供も多いのかもしれない。
しかし、そのそういった遊びはとても頭に良い遊びである。百人一首は全ての文章を覚えた上で、読み手の続きとなる札を素早く獲得しなくてはならない。そのためには、読み手が読み上げた文章をいち早く理解し、その続きとなる札が何なのかを導き、その札を探さなくてはならない。
記憶力はもちろん、理解力、反射力、集中力など、様々な能力が要求される。脳を働かせるだけではく、耳や目、手も集中して働かせるので、より脳には良い刺激となるだろう。
歴史ブームにのっかれ!
百人一首は古来からの遊びのため、その文章は今では理解できないような言葉や内容ばかりである。
とても奥深い遊びのため、ただ記憶するのではなく、その文章を理解しようと調べてみたり、誰が歌ったのか、その人はどんな人だったのか、そんなことに興味を持つと、より一層興味深い遊びとなるだろう。
自分の生まれ育った日本の歴史や情緒に触れながら、楽しく・気軽に「
小倉検定」を受けてみるのもいいものだ。

小倉検定協会
http://www.ogurakentei.jp/index.html
[PR]