称号システムに革命!大切なものを守り抜け!守る強さを知るRPG「テイルズ オブ グレイセス」
株式会社バンダイナムコゲームスから、2009年12月10日に発売された「テイルズ オブ」シリーズの最新作、任天堂Wilソフト「テイルズ オブ グレイセス」。ジャンルはRPG。価格は7329円(税込)。スペシャルパックは27800円(税込)。今回はこの人気RPGを紹介しよう。
テイルズ オブ シリーズとは 剣と魔法のファンタジーの世界観を踏襲して、毎回テーマを決めて、それにそったストーリーが展開されていく人気のRPG。初期作品「テイルズ オブ ファンタジア」でナムコが初めて本格RPGを造り出したことで話題となる。また当時32Mという大容量でOPに歌を丸ごと入れるという大胆な試み。そして、王道RPGとしての良質な物語、独自の戦闘システムなどで、いつしかナムコの看板RPGとしての名声を得て、以降「テイルズ オブ」シリーズとして、数々のヒット作品を生み出して定着していく。またこの初期作品をナムコは
伝説のRPGと呼んでいる。
発売日は1995年12月15日。また多くのゲーム機で、数々の追加要素を加えてリメイクされているので、それほど伝説のRPGともいえなくなってしまった。もっとも後世のRPGに影響を与えた作品としては伝説のRPGに相応しいのだが。
この頃に発売されたRPGでもう一つ忘れてはならないのが
スターオーシャンである。スターオーシャンもSFの衰退期の最後の作品として産声をあげていたのだ。発売日は1996年7月19日。この二つのRPGの誕生はRPGを振り返るにはかかせないものとなる。
余談だが筆者は良く「テイルズ」シリーズとして呼んでいる。ただ、公式や公式攻略本では「テイルズ オブ」シリーズと呼ばれているので、ここでは公式に習い「テイルズ オブ」シリーズと呼んでいる。では、最新作の注目点を紹介していこう。
今回の注目要素は改良された称号システム! テイルズオブシリーズの定番となっているのが称号システム。最初はただのコレクター要素が強い称号であったのだが、この称号にプラス要素が出現する。
例えばテイルズオブヴェスペリアの称号の中には装備すると
コスチュームが変化するものがある。戦闘中でも、街でも、イベントシーンでもだ。なので、様々な称号集めること自体が一つのやり込み要素となりその種類が豊富に用意されている。もちろん、それがグレイセスになってさらに進化を遂げている。
称号を装備し、戦闘に勝利してSPを獲得。すると装備していた称号にSPが振り分けられ、称号に応じたスキルや能力が得られるという仕様である。しかも、称号をランクアップさせることでスキルを修得することができるというのだから、もはやただのコレクター要素ではなくなっている。SPは戦闘以外では、宿屋での依頼をこなしたり、特定のアイテムなどを使えば稼ぐことができる。
称号の数は仲間一人に100以上! 称号を獲得出来る条件は様々だが、一番簡単なのは物語を進めること。また戦闘で連続コンボを決める。特定の技を何度も使うなどがあげられる。色々試せば、自然と称号が手に入るのも嬉しい要素である。
充実したスキル! 称号をランクアップさせていくと様々なスキルが修得できるのだが、スキルは大きく分けて三種類にわかれる。術技習得、パラメーター上昇、特殊効果の修得である。そのために育成パターンが任意に決められるのも今作の特徴である。
従来にあった技と術の区別がなくなった。 これでどの攻撃ボタンでも術技のような強い攻撃が繰り出せる。また、今作ではCC(チェインキャパ)という、他のアクションゲームでいうと「スタミナ」みたいなものが加わった。
これで従来の連続攻撃を永遠に出すようなことはできなくなり、さらなる戦術が求められることになった。といっても、「エレスライズ状態」になればCCを気にせず全力で技を出すことができたり、これもまた一つの戦闘の奥深さを増したシステムといえる。
デュアライズでお気に入りの武器を強化! シリーズを通して遊びやすくしていくのも魅力の一つだが、紹介しきれないほどの豊富なシステムが本作にも用意されている。武器屋、道具屋で「合成」「調合」「強化」「抽出」「融合」「改造」などができる
デュアライズなどもあり、他にも定番のコレクターブック、エネミーブック、ディスカバリーで街やダンジョンで見つけた特産品などを確認できたりする。とにかくいつも通りやり込み要素が豊富にあるのだ。
さて、色々と紹介してきたが後はPVを見て欲しい。
Wii テイルズ オブ グレイセス 新PV
[PR]