2009クソゲーオブザイヤー動画公開！２月７日に公開されてカテゴリでの前日総合順位１位、すでに再生数は４５万を超える！

　２月３日にお送りしたクソゲーオブザイヤーの動画が２月７日に配信された。すでに大賞は「戦極姫」と紹介したが、動画のほうがなかなか配信されなかったので、その前に記事にした。

　ゲームファンの筆者としては、この適格な批評にはいつも驚かされるのだが、動画の作りこみも半端ではない。大いに笑わせてもらえた。

　さて、戦極姫のほうは前に特集したのでそちらを参考にしてもらうとして、まずは動画を見てほしい。２００８年に登場したWilソフト「メジャーWilパーフェクトクローザー」を筆頭とする７英雄の登場により、２００９年にはいつもの深刻な悩みが発生した。

　もちろん、これ以上のクソゲーが果たしてこの先、現れるのかという……。何という贅沢な悩み。むしろ、登場しないほうが地雷を踏まないのでユーザーにとってはありがたいのとも思える。

　だが、クソゲー愛好家もいるのだ。あえてわかっていながら、いばらの道を突き進む。そんなユーザーの楽しみを奪うような年にはならないほうがいいと、考えたりするユーザーもいるわけだが……。

　クソゲーオブザイヤー２００９
　

　なんというか戦極姫は知っていたが、ほかの選考もなかなかレベルが高いじゃないか。

　

　特にこの黄金絆はめちゃくちゃだな。社長がクソゲー扱いしていいのか。販売したのだから少しは責任を感じてほしい。ボスと隠しボスが全員同じグラフィックというのはどんだけ手を抜いたのだ。開発費４億円らしいが、累計販売本数２０００本って……まったく回収できてないな。いや、それよりも４億円かけて、社長がクソゲーというような物を作ったところに感心する。

　前回も触れたがやはり、２００８年の７英雄が凄すぎたのは言うまでもない。だが、動画を確認すると２００９年にもそれなりのクソゲーが登場していることがわかった。まあ、だんだんと高いレベルが要求するのは、ユーザーがより面白いゲームを求めているのと根本的には同じである。

　だが、人生ゲームのような低価格ソフトが新たな地雷原として、登場してきたのは一つの注目すべき点であろう。

　断っておきたいが、別に低価格のゲームがクソゲーになるとは限らないということだ。いくら１０００円や安い値段でも、「ぽっちゃり☆プリンセス」のような、人気のゲームを作ることは可能なのだ。WilWareなら「王だぁ！」というゲームもなかなかの人気作品となった。

　低価格＝クソゲーにはならない。結局は作り手が面白いゲームを作れる力量とスタンスにかかっている。良質のゲームもあれば面白くないゲームもある。

　当たり前のことではあるが、そうしたなかで、ゲーム業界は日々ソフトを製作しているのだ。

　また面白いのにあまり売れないゲームなどもある。そうしたゲームもしっかりと取り上げていくことができればと……筆者は思うわけだが、こうした動画を確認することで何を思うかは人それぞれだと思う。２０１０年、いったいどのようなクソゲーが登場するのか、期待と不安を持ちつつ、今回はこれで終わりにしたい。