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2017年09月25日(月)
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〔コラム〕RMT(リアルマネートレード)は悪なのか

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〔コラム〕RMT(リアルマネートレード)は悪なのか

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ゲーム内アイテム

インターネット社会の到来。ゲーム内アイテム=データ。しかし、それを手に入れるのは多大な労力が伴う!
ゲーム内アイテムに「財産的価値」を認めるかどうかが焦点となっていた神戸地裁訴訟。その、和解のニュースが飛び込んできた。

神戸新聞によると、兵庫県内の男性が愛知県の少年に計約350万円の損害賠償を求めた神戸地裁の訴訟で、少年側が原告男性に慰謝料など70万円を支払うことで和解が成立していたという。

この事件が和解で終わったのは良いことだが、問題はゲーム内アイテムを「財産的価値」として認めるかどうかだった。残念ながら、神戸地裁はその判断を下すことはしなかった。ただ、新聞にはもう一つ気になる箇所があるので引用しておく。
ネット問題に詳しい岡村久道弁護士(大阪弁護士会)は「ゲーム内のアイテムに財産的価値を認めるのは明らかに行きすぎ。賭博性の強いゲームもあり、業界には早急に対策が求められている」と指摘している。

近年、日本ではGREEやモバゲーなどの携帯コンテンツが急速に拡大して、携帯市場は拡大の一途である。そうした中で、オンラインゲームが持っていた問題そのものが、携帯コンテンツにも広がりを見せている。

最近、GREEが提供するカードゲームの増殖バグを利用して、レアカードを複製しまくって、オークションで売りさばいて1000万以上儲けたという人間がネットで話題となった。

それが本当かどうかはともかくとして、確かにそのレアカードはオークションサイトでは5万円以上で取引されていたことは確認出来た。つまり、ゲーム内のデータであろうが、そのレアカードに価値を見いだす人間が多数存在していたことになる。

GREEの方はトレード禁止するといった対応をしているようだが、この事件は「ゲーム内のデータが金銭的な価値を持っている」ために、起こったことになる。ここは重要だ。

RMTは悪なのか

近年、Yahoo!のオークションサイトを始めとして、オークションサイトは数多く存在する。そこには売り手と買い手がいるからこそなり立つのであって、値段を付けるのはその両者である。何が言いたいかというと、どんな物にでも価値があると判断して、それを認める第三者がいれば、取引は成立するのである。

そこを上手くついたのがRMT(リアルマネートレード)である。先ほど説明した通り、ゲーム内アイテム、大抵はそのゲームの通貨を現実のお金と交換する取引だ。レアアイテム=リアルマネーなども中にはある。

かなり前だが、ウルティマオンラインで大きな家が何十万円もの値段で取引されていた。今は土地が増えたのでこのようなことは起こりえない。ただし、昔に建てた家は普通にプレミアがついている。ゲーム内の家でアイテム保管、装飾、ベンダーを置くなどといった要素があったためだ。

このように現実的にはそうしたリアルマネートレードは行われているのだ。それを法律側がずっと無視するわけには行かないし、リアルマネートレードそのものが「悪」だと決めつけるのも行きすぎだと考える。

なぜなら、それが駄目だという理由が、ゲーム内のデータだからという理由に集約されるためだ。しかし、実際にはそのデータがネットでは取引されているのだ。

一つだけ断っておくが、筆者は別にRMTを推奨するわけではない。ここは大事なのだがRMTも規約に関わるのだ。なので、ゲーム規約でRMTが禁止されている行為ならもちろんそれを勧めることはしない。ゲームのルールは絶対に守るべきだと考える。しかし、いずれはこの線引きが必要になるとは感じている。

何百時間もかけて手に入れたレアアイテムの労力は並大抵のものではない。好きなゲームを何十時間、何百時間もかけてやるというのは、良く社会では否定されがちだが、それをすることの難しさを知っている人はあまりいない。

格闘ゲームの世界では「プロゲーマー」というものが存在するわけだが、それだって、何百時間もかけて、ようやくその一握りの存在となったことが認められたわけだ。並大抵の苦労ではないはずだ。そこには才能と血の滲むような努力があったと感じている。

もちろん、ゲーム内のアイテムに財産価値を認める問題は色々ある。複製の問題もそうだし、現実にはゲーム制作側がお金欲しさにレアアイテムを造り出して売っていたという事件も起きている。そういったデータの扱いもあるために、財産的な価値を認めるには、それ相応のルールが必要であろう。

しかし、そこに大きなビジネスチャンスが眠っていることも否定できない。例えば、運営側がRMTを認める代わりのルール作り、一定の手数料と海外取引なら税関を通すようなシステムを確立すれば、RMTは現実的に何の制約もなくなる。

当然、bot使用などの不正対策もより充実させる必要がある。現実的にはいくつもの課題があるわけだが、その未来を占う上での一つの面白いニュースが昨年あった。それがブリザード社のRMT公認である。

ディアブロⅢに搭載予定のRMT公認機能「Auction House」

ブリザード社は任天堂と肩を並べる規模の巨大なゲーム会社なわけだが、この会社の制作したソフトは限りなく少ないが、全て世界的大ヒットしている。最近、同社のディアブロⅢの発売日のニュースを取り上げたが、今作に搭載する予定の新機能「Auction House(オークションハウス)」というものが話題を呼んだ。

オークションハウスではプレイヤー同士が冒険中に手に入れたアイテムの売買はもちろん、ゲーム中の通貨に加えて何とリアルマネーを使った取引が可能という。

これが実際どうなるかはまだわからないが、こうしたネット社会のルール化作りをしていくブリザード社の方針には未来を見据えた動きとして評価している。

多かれ少なかれ、RMT、ゲームの財産的価値を認めるかどうかが、グレーでは都合が悪くなる時代が到来する。インターネット社会はこれからもますます拡大していく中で避けては通れない問題だと感じている。

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