主人公は天空人。荒廃された地上で封印された人々を救う名作!
任天堂からファミリーコンピューター、略してファミコンが発売されたのは1983年。今から29年も遡り、来年は30周年を迎える。
家庭用ゲーム機という言葉さえ、存在しなかった時代にきら星のごとく現れたファミコンは、多くのユーザーを獲得していくことになる。いつしかゲーム=テレビゲームと認識されるようになり、ゲーム機もここ29年で格段に進化を遂げた。
その中でも、日本人が好きなのはやはりRPGだ。世界中で大ヒットしているポケットモンスター、ドラゴンクエストシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズを始め、名作、駄作問わず、様々なRPGが発売された。そして、いつしか、世界ではそれはJRPGというジャンルで呼ばれるようになる。
前置きは長くなったが筆者の思い出のあるRPGを振り返ることで、日本のRPGがこれからどこに向かうのかを考察したい。記念すべき第一弾は「ソウルブレイダー」である。
ソウルブレイダー1991年1月31日に発売したスーパーファミコン用ソフトでクインテッド開発、販売元はエニックス(現在のスクエニ)のアクションRPGが「ソウルブレイダー」である。筆者がこのゲームをなぜ購入したかは、その前に発売されていたアクトレイザーの面白さに惹かれていた理由から。
主人公は力を失った天空人。魔王によって封印された人々を救いながら世界をあるべき姿に戻していくという当時としては斬新なアイデアだった。各ダンジョンには罠や魔物の巣というものが設定されていて、一定数の魔物を倒せば町の人や、町の一角などが解放されて、先に進むことができる。そして、時には解放された町の人々と交流しながら、謎を解いていく。
魔物を倒せば経験値とジェムが手に入る。ジェムは魔法や特殊能力を使うために必要とする。ただ最後の方になると、特殊な剣(斬鉄剣)でしか倒せない敵なども登場する。もっとも、ボスを倒したエリアでも、こういう敵が登場しており、倒せるようになると強力な装備品をくれたりすることもある。
このゲームの何が面白いのかを答えると、それは町を少しずつ取り戻していく過程が楽しめるところだ。たいていのRPGは、町のボスを倒せば、町は開放されていたわけだが、むしろ、このゲームは最後に大事な町の人(村長など)を救出することになる。
こうしたエリアが6つほどあり、最後はいよいよ魔王と戦いになる。死闘の末、魔王を倒せばクリアだ。しかし、この魔王には最強装備、最強魔法で挑まなければ勝てなくなっている。
ソウルブレイダーが「ガイア幻想記」にクインテッド三部作の最初に当たるとされているが、クインテッド繋がりということだろうか。いくつか思い当たる点はあるが、それで正当な続編とは言いがたい。関係ないとは言い切れないが。
また、これほどの名作だがWiiのバーチャルコンソールには登場していない。クインテッドそのものが消えてしまっているので、Wiiで出すのも難しいかもしれない。しかし、これだけの名作をリメイクされないのも非常に惜しい。
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