大規模なハッキング。金融取引情報、銀行の口座番号などの流出はなし!
日本でも人気の韓国産オンラインゲーム「メープルストーリー」で、1320万人分の個人情報が流出したことがわかった。
メープルストーリーの公式HPによると、NEXON KOREA Corporation(韓国ソウル市/ネクソンコリア)が管理・運営しているサーバーに外部から不正アクセスがあり、顧客の個人情報が漏洩したことを2011年11月24日に確認したという。
そして、25日には捜査機関及び、各関連機関に届けを出して対応しており、ネクソンコリアの顧客に告知しているとのこと。
現時点では「メープルストーリー」以外での、個人情報の流出は確認出来ず、日本で運営しているゲームタイトルなどからも情報漏れの心配はないという。
また、ロイター通信によると、「メープルストーリー」の会員数は約1800万人で、今回のことで、金融取引情報や銀行口座番号は流出漏れはなく、韓国国外の会員への被害はないということだ。
ネクソンといえば、今年の12月に日本の東京証券取引所に上場(IPO)する予定の会社であったことで、海外でもこの話題の関心が高まっている。
また、韓国では今年の8月にも会員3500万人分の個人情報が流出した事件があった。今回のことも韓国のオンラインセキュリティに対する甘さが露呈した事件ともいえる。
ただ、日本でも今年の4月にSONYが運営するPSNがサイバー攻撃を受けて、個人情報を流出した事件もある。
こうした事件を振り返ると、今後のセキュリティ対策の強化が全ての企業に早急に求められているのではないだろうか。
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