また世界を縮めてしまった。ストレイト・クーガーが参戦!
1990年代から2000年までの熱いアニメのヒーローが集結する期待の新作「ヒーローズファンタジア」に、あのストレイト・クーガーが参戦することが判明した。
ラディカル・グッドスピードというアルター能力を使う最速の男ストレイト・クーガーの生き様が多くのスクライドファンを魅了しているため、スクライドファンにとっては兄貴がでるかでないかで、このゲームを買うか、買わないかを検討していたファンも多いことだろう。
そこはバンダイ・ナムコゲームス。ちゃんとファンの期待に応えてくれたようだ。クーガーの声がゲームでも聞ける。早口言葉も、名前の間違いも、そのまま再現されるはず。
もちろん、スクライドだけではなく、数多くの人気作品のキャラクターが登場する。基本情報とPVのおさらいをしてから、豪華参戦作品を紹介しつつ、筆者なりの解説を加えておく。
ヒーローズファンタジアは2012年1月19日発売予定で機種はPSP。価格は6,280(税込)となっている。
PSP「ヒーローズファンタジア」 PV 魔術師オーフェン小説で人気を呼んだのがアニメ化された作品。一時はかなりのブームになり、「我は放つ、光の白刃!」の名台詞は印象的。また、シリアスパートとギャグパートがあり、物語の展開は王道だが、ギャグパートが上手い具合にミックスされているのが特徴だった。
魔術師リウィロードス島戦記、ソードワールドといったTRPGではお馴染みの水野良氏の作品。ソードワールドのアレクラスト大陸オーファンを舞台にした小説がアニメ化。見所はソードワールドというTRPGのルールに沿って書かれているところ。
それ以外にもリウィの発想の転換、マイリー神から啓示を受けて、勇者「リウィ」に仕方なく仕えるメリッサなども面白い。ちなみにメリッサも今作に登場する。
R.O.D倉田英之氏の小説をOVA化した作品。どんな紙でも自在に変化させる特殊な力を持つ「読子・リードマン」と世界の変革を企てる組織「世界偉人軍団」の戦いを描いた作品。
実はOVAとテレビシリーズがあるのだが、テレビシリーズはOVAの5年後の設定となっている。そのため、OVAを見ていないと前作の主人公が登場してもわからなかったりする。筆者は先にテレビシリーズを見たあとにOVAを見たので驚いた。
スクライド15年前に起きた「大隆起現象」によって、日本本土から隔絶された大地、通称「ロストグラウンド」に生息する1%ぐらいの確立で特殊な力を持ったアルター能力者が誕生するようになった。そのアルター能力者であるカズマが、永遠のライバルとなるホーリー部隊「劉鳳」と出会うことで、様々な事件を引き起こしていく。
カズマの自由を求める思想、弱者を管理してこそ秩序が保たれるという劉鳳の思想が激突する熱血アニメの代名詞。
ケロロ軍曹「地球を侵略するであります!」と可愛い宇宙人カエルのキャラクターたちの日常を描いた人気漫画がアニメ化。主人公、ケロロ軍曹の趣味はガンプラ作りで、サンライズがアニメ制作を担当している。そのためガンダムネタが盛りだくさん。映画も多数制作された。いつでも気軽に視聴できる安定した作品作りのため、多くの子供たちに受け入れられた。
舞-HIMEサンライズ制作の熱血アニメに萌え要素をプラスした作品。謎のモンスターオーファンに対抗するため、秘密裏に特殊能力を持つ少女が集められた。作品の質としてはかなり高い。続編も製作されているのだが、物語は結構ややこしい。何も考えずに格闘アニメとしてみても十分楽しめる。
BLOOD+BLOODという単語はたまに聞くと思われるが、このシリーズも色々と出ている。プロダクションIG制作のオリジナル版がテレビアニメ化したのだが、第1話から衝撃的な展開が話題を呼んだ。様々な人間模様が展開されて、主人公が一体何者かが明らかにされていく展開が面白い。話的にはシリアスなので残酷な描写もあるので注意が必要。
DARKER THE BLACK-黒の契約者-続編「流星の双子」も同時に登場。深夜アニメで、暗い描写などが話題となり、毎回出てくる契約者の能力も見所の一つだった。ちなみに主人公の能力は中盤までは明らかにされない。物語的には主人公が所属していた組織によるゲート事件が鍵を握るが、各話散りばめられたミニエピソードも完成度が高く、仲間の黒猫、寡黙なドールの少女などが良い味を出している。
スレイヤーズREVOLUTION日本でファンタジー小説ブームを造り上げたスレイヤーズ。そのシリーズ作品の一つだが、原作に忠実に添ったシリーズとオリジナルシリーズのテレビ作品がある。
スレイヤーズ人気は当時は凄まじく、あの時、リナ・インバース役の声優、林原めぐみの名前が一躍注目を浴びた。そして、エヴァンゲリオンの綾波レイ役で、その人気を不動のものにした。寡黙な少女キャラの役として、名探偵のコナンの灰原哀、ハルヒの長門などがあげられる。このキャラ設定は、多くの人気小説、アニメに採用されている。
スレイヤーズ作品そのものは極悪魔術師のリナ・インバースが仲間と共に大暴れしていくファンタジー作品で、リナのハチャメチャぶりの行動が人気に火をつけた。
以上。簡単にだが登場作品の紹介をした。ヒーローズファンタジアは今の20代、30代がよく見ていたアニメでまとめられている。人気のロボット大戦シリーズとは違うが、こうしたラインナップもありではないだろうか。
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