ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(以下、ディズニー)とグリー株式会社(以下、グリー)は、2011年10月17日から、グリー運営のSNS「GREE」上で、ソーシャルゲーム『マイ・ディズニーストア』の配信を開始している。
同ソーシャルゲームは、ユーザーがディズニーストアの“店長”となって、ミッキーマウスやドナルドダックなど、ディズニーのキャラクターグッズを店内にディスプレイしたり、アバターを着せ替えたりすることで、経営シミュレーションを体験できるというもの。また、他のユーザーが経営するディズニーストアでのアルバイトや、ユーザー同士でグッズの交換やプレゼントが可能となっている。
ちなみに、ディズニーストア(Disney store)とは、ディズニーブランド商品を独占的に販売する専門店チェーンのこと。第1号店は、1987年に、米国カリフォルニアのショッピングセンター「Glendale Galleria」内に開業しており、日本では、1992年8月21日横浜のマイカル本牧内店舗が第1号である。
なお、店内では、ディズニーパークで使われる用語に合わせて、従業員を「キャスト」、訪れる客を「ゲスト」、店内を「オン・ステージ」、倉庫や事務所などの業務用区画を「バック・ステージ」といった呼び方がされているとのこと。
ちなみに、ソーシャルゲームとは、SNS上にウェブブラウザ上で動作するAPIなどの動作環境が提供され、これを基盤として制作されたアプリケーションソフトの中のゲームのこと。既存のオンラインゲームとは違い、専用のクライアントソフトウェアを必要とせず、ウェブブラウザとSNSのアカウントのみで利用可能な点が最大の特徴となっている。ゲームを行う場合、基本的には無料だが、アイテムによって課金制をとるケースも増えている。
パチンコにキャラクターが付与されるケースが増えているようだ。何事も、まずはイメージの時代。「可愛い」が優先されることで、ユーザーが負うコストの改善は後回しとなるのかもしれない。クラウドであれ、SNSであれ、ユーザーの自由は制限されがちだが、制限された環境での工夫に知恵を絞るのも、ある意味時間を有効に使うひとつの動機付けともなるのだろう。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社グリー株式会社リリース
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