報道内容は誤解?アイテム課金ではなく追加DLCのことではないだろうか。
来年、任天堂が3DSにアイテム課金型ソフトを投入するとサンケイビズが報道している。まずはその記事を読んで頂きたい。
任天堂は28日、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに、ゲームで使用するアイテムを購入して遊ぶ「アイテム課金型」の自社ソフトを来年中に投入すると発表した。
このように同紙が報じているわけだが、これは今までの任天堂方針とは一致しない。
任天堂はユーザーが遊ぶゲームはどれも同じ対価を払ってもらうサービスを提供することが常に維持してきた。つまり、基本無料で一部のユーザーだけがアイテム課金して、データを調整したアイテムを購入させて、成り立つビジネスを過去に否定している。
しかし、追加でマップやキャラ、アイテムなどを販売することは否定していない。具体例を挙げれば、マリオカートなどでの新コースの追加(300円)、追加シナリオというような感じではないだろうか。
おそらく記事を書いた記者の勘違いだと思われるが、もし、事実なら任天堂が大幅に方向転換したことになる。実際、それはあり得ないと思われる。追加DLC販売のことだろう。そして、追加DLC販売市場は少しずつ拡大している。
またPCゲームでお馴染みの追加拡張パックなどはどうなのか。日本ではあまり出てこなくて、いつも続編制作みたいな感じになるが、こういうビジネススタイルも悪くないはずだ。
ユーザーにとっても、わずかな金額で追加シナリオを楽しめたり、遊べるコースが増えたりするのは嬉しいことだ。ただ、本作をボリューム不足にして、DLC販売で稼ごうというのは本末転倒になるので、その辺りはメーカーに任せるしかない。
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