株式会社バンダイナムコホールディングスと株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は、株式会社BDNA(ビー・ディー・エヌ・エー)を、2011年10月1日付で設立することに合意したことを発表した。
今回の新会社設立は、株式会社バンダイナムコゲームス(以下、バンダイナムコゲームス)と、DeNAの共同出資によるもので、その目的は、グローバル市場におけるコンテンツ事業の拡大とみられている。
新会社には、バンダイナムコゲームスが持つゲームの企画・開発のノウハウと、DeNAが持つソーシャルゲームの開発・運営ノウハウによる相乗効果が期待されており、2011年度中には、コンテンツの提供を開始する予定となっている。
なお、両社はこれまでにも、ソーシャルゲームプラットフォーム『Mobage』へのコンテンツ提供や、ソーシャルゲーム『ガンダムロワイヤル』の共同開発などを行ってきた経緯がある。
エジプトや中国で見られる若い世代の反政府行動は、世界ではソーシャルネットワークが市民権を得ている表れといえよう。いまだ爆発的な普及への兆しを見ない日本というよりも、市場は世界にあるようだ。ならば世界で勝負しようとする気概は、同業他社が見習うべき点であるのではないだろうか。同時に、ソーシャルネットワークの「伝搬力」は、コンテンツを作る側・提供する側と使う側の双方にとって、見逃せない存在となりつつあり、技術の流れ込みも激化しそうだ。
株式会社バンダイナムコホールディングス株式会社ディー・エヌ・エーリリース
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