2011年4~6月期連結決算、営業赤字377億円。3DS販売不振と円高が原因か
3DSの販売に大きく影響する「キラータイトル」の不在が任天堂に第四半期決算初の営業赤字をもたらした。もちろん、米国や欧州の経済危機によって、円が避難先になっていることも影響しているのだが、前年同期の233億円の黒字から一転、営業赤字377億円となり、株価もかなり下落している。
3DS値下げと今後の業績予想任天堂は決算発表と同時にてこ入れ対策として、ニンテンドー3DSを8月11日から1万円値下げして15,000円で販売するという。同社は、今後の業績の見通しを下方修正し、12年3月期の連結業績予想、売上高が期初予想の1兆1千億円から9千億円に、最終利益が1100億円から200億円になると発表した。
キラータイトル投入は年末商戦任天堂はキラータイトルになりうる「スーパーマリオ3Dランド」は今年の11月に、また、「マリオカート7」は12月に、それぞれ発売予定であることを公表した。
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