アメリカの裁判所で暴力ゲーム規制は違法と判断!
日本でもたびたび話題になる暴力ゲームの規制問題で、アメリカの連邦裁判所が、暴力ゲームの販売を禁じたカリフォルニア州の州法は憲法に違反であるという判断を下した。
連邦裁判所の判決は、表現の自由を尊重し、ゲーム業界側の主張を認めたことになる。判決は7対2の多数決で違憲とされた。
世界のゲーム業界にとっては表現の規制は死活問題こうした暴力ゲームの規制は、世界中で大ヒットしている作品のジャンルがほぼFPSであり、銃を使って敵を撃ち殺すゲームだということを考えれば、業界にとって暴力規制されることは,ゲーム開発にも大きな影響を与える。
日本でも海外の翻訳版のゲームが発売されるときは、表現の規制があるかどうかを多くのユーザーが気にしている。ゲームファンとしては、規制もなく、ありのままのそのゲームをプレイしたいということだ。
だが、日本とアメリカ、ヨーロッパなどに統一された規制の基準があるわけではないので、どうしても、規制問題には敏感にならざる得なくなる。昨日まで規制対象外だったソフトが、いつの間にか規制対象になることだってあるのだ。
また、児童ポルノ法の規制に引っかかり、一部の国であるゲームソフトが発売禁止というのもあった。これも、さっきと同じことがいえるが、表現の自由がしっかり尊重されるためには、メーカー側の様々な努力が重要だ。どこまで認めるかの線引きは難しい。
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