価格はWi-Fiモデル:24,980円(税込)と激安!
世界最大のゲームショウ「E3 2011」で開催されたソニーのカンファレンスで、次世代携帯ゲーム機「NGP」の正式名称が発表された。その名も「PlayStation Vita」。
ヴィータはラテン語、イタリア語、スペイン語などで「人生」という意味。発売日は年末で、価格はWiFIモデルが24,980円(税込)。3G/WiFIモデルが29,980円となっている。
E3の会場ではアンチャーテッドのプレイデモが行われた。ヴィータはPS3とPSNを通して連動し、操作キーとタッチパネルで動かすことができる。有機ELディスプレイを採用し、画質は遠くから画面を見ていてもはっきりと字が読み取れるほど高画質。
また「Party(パーティ)」というものを導入して、ネットワークを通じて複数のユーザー同士でボイスチャットやテキストチャットが楽しめる。ゲームの協力、対戦プレイ中でも、または、別々のゲームを遊びながらでも気軽に利用出来る。ユーザーはゲーム情報を時間と距離を超え共有する「near」で世界が広がるという。
参入ソフトメーカーは80社。100タイトル以上が現在開発中。日本人に馴染みのあるメーカーはほとんど参戦しているといってもいい。
SCEが発表したヴィータのタイトルGRAVITY DAZE
リトルデビアンツ
アンチャ―テッド
みんなのGOLF NEXT
リアリティファイター
ハスラーキング
モッドネーション
ワイプアウト
スターストライク
その他、E3の会場ではカプコンの「ストリートファイターVS鉄拳」がヴィータで制作中というサプライズがあった。
最初の1時間はFPSタイトルが続いたので、日本人にはあまりうけは良くなかったが、会場の反応は良かった。そして、ヴィータが発表されると大盛況。
他にも3DTVのモニターをレジスタンス3セットで5万円という破格な値段で提供する発表、3D、音楽、映画コンテンツをさらに充実させていくなど、3Dを意識した発表もあった。また、ムーヴのほうも色々と紹介していたが、この辺りはあまり去年とかわっていない印象だ。
PS携帯にも少し触れたが、こちらがメインではなかった。やはり、ヴィータの価格がサプライズだろう。25,000円という値段は相当頑張ったといえる。
次の注目は明日の1時からの任天堂のカンファレンス。プロジェクトカフェの詳細が明らかになる予定なので、楽しみにしておいて欲しい。
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