日本での復旧は近日中→経済産業省がストップ。欧州とアメリカの状況、パスワード変更のためにアクセス増→10分後アクセス不能に
PSN個人情報流出事件の続報が入って来たので紹介しよう。欧州とアメリカでは、15日、無事に一部のサービスが再開。新しいパッチが導入され、ようやくアップデートとなった。
だが、パスワード変更する必要があるためにユーザーのアクセスがPSNに殺到する。その結果は復旧後10分でアクセス不能に陥ってしまったようだ。
今は再開されているのだが、ソニーは現在、大量のトラフィック(送受信される情報)を受け取っている最中で、また、ちょうど、復旧作業をしているので、それが終わるまで我慢して欲しいという。
この情報は英国のユーザーがTwitterで投稿したことで明らかになったのだが、どうやら先行組の海外が結果的に実験になってしまった感じだ。
経済産業省がPSN復旧に待ったをかけていた5月15日の朝日新聞によると、PSN復旧に関して、経済産業省が、個人情報保護法に基づき、ソニーに情報漏れの経緯や対策について事情聴取を行っている。さらに、情報管理対策などの実地時期の説明が不十分のためにサービス開始にOKサインを出さずにいる。
現在も、日本での開始時期は近日中であり、未定なのは経済産業省の了解を得られていないということだ。
海外では一部のサービスが開始されたが、アクセス増で繋がらない状態。日本ではサービスの開始時期すら不明。どちらも状況は良くないが、しっかりとしたセキュリティ対策を経済産業省が求めるのは当然だ。ソニーにはしっかりとした説明を頑張ってもらいたい。
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