PS3の登録者などの情報が流出し、その規模が世界最大級の様相を呈しているソニー。早急に被害を食い止めサービスを再開したように見えたが、3日、またもや新たなハッカーの攻撃の形跡を発見した模様だ。
同社はグループ会社でPC向けオンラインゲームサービスを手がけるソニー・オンラインエンタテインメント(米国カリフォルニア州)の管理するシステムがハッキング被害に遭ったと発表。顧客情報を違法に取得された可能性があるとした。
セキュリティ会社とともに調査した結果、被害は4月16日から17日に掛けて生じた模様。SOEアカウント(住所・氏名、ログインID/パスワードなど)が約2460万件、米国利用者のクレジット/デビットカードの番号と有効期限(クレジットカードセキュリティコードを除く)が約1万2700件、オーストリア、ドイツ、オランダ、スペイン利用者の約1万700件のダイレクトデビットカードの購入履歴、口座番号、口座名義、顧客氏名、顧客住所といった情報流出の可能性があるという。今回の件を受け、ハッキング被害の規模は1億人に達している。
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