7500万人超が接続障害の被害者。クレカの情報も盗まれた可能性を否定できず!
25日頃に伝えたPSN接続障害の続報がソニー(SCE)の公式HPで更新された。どうやら相当大変な事態になっているようで、復旧が困難にとか、そういう呑気なレベルではなくなってきている。
まずは事件の経緯を簡単に振り返ってからどうなっているのか紹介したい。また重要なことなのでしっかりと確認していただきたい。
PSN接続障害同社によると、2011年4月17日から19日にかけて、以下のような客のアカウント情報漏れが発覚したという。
漏洩した(不正アクセス者が入手した)とみられるアカウント情報:
お客様がPlayStation®Network/Qriocityに登録した、氏名、住所、Eメールアドレス、生年月日、PlayStationNetwork/Qriocityパスワード、PlayStationNetworkオンラインID
また、以下の情報につきましても不正アクセス者が入手した可能性があります。
購入履歴、請求先住所、パスワード再設定用の質問への回答等のプロフィールデータ。サブアカウントに関する上記情報(お客様がサブアカウントを作成されている場合)
残念ながらほぼ全てにしか見えない。Eメールアドレスとパスワード再設定用の回答が盗まれているなら、いくらでも情報は閲覧できることになる。また、クレジットカードの情報の流出について、ソニーは不正に使用された痕跡は確認出来なかったようだが、盗まれた可能性は否定できないようだ。
真相は、そのことが発覚しての接続障害ということのようだ。これについてはどちらが先かはわかっていない。
ソニーの対応は、PlayStationNetworkおよびQriocityサービスの一時的な停止。セキュリティ専門会社に依頼し、実態の把握。個人情報の保護強化を目的としたシステムセキュリティ、ネットワークの強化など。
復旧については目処がたっていないようで、引き続き情報を更新していくという。
ここからは復旧した後の注意事項を紹介していく。PSNのアカウント登録しているプレイヤーは必ず実行してもらいたい。
復旧してからの注意事項1.利用しているパスワードの変更
2.アカウントやクレジットカード情報の定期的な確認
3.ソニーから如何なる場合も個人情報をEメール,電話、郵便等で確認することはない(成りすまし詐欺に注意)
1については不正アクセスして個人情報の流出した可能性があるためだ。
2については、クレジットカードの情報が盗まれた可能性があるためで、身の覚えのない請求が来るかも知れないということで定期的な確認が必須。
3については、これはソニーの名前を騙った詐欺の横行が予想されるためだ。このPSN接続障害はテレビでも取り上げられており、詐欺に利用される可能性がある。二次被害を防ぐために,十分を気を付けて頂きたい。
また、本件についての質問は、公式HPに問い合わせ先が書いてあるので、不明なことがあれば質問して見て欲しい。また、このPSN接続障害はPSユーザーの最優先事項となっているので、何らかの情報が更新されたらすぐに紹介するつもりだ。
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