世界中のゲームユーザーから人気を博しているプレイステーション・ポータブルの第四弾として発売されたダウンロード方式の「PSP go」が、とうとう生産終了になる見通しだ。背景にはソニー側が想定した「ダウンロード方式」がユーザーに馴染まなかった点があるようだ。
「PSP go」は、2009年11月1日に発売。ソニー側は従来のソフト方式からダウンロード方式へ移行。ゲームソフトを読み込むUMDドライブを排除し、インターネットからダウンロードしてゲームを楽しむ機能に特化した。しかし手持ちのソフトとの互換性が無くなった事や、ダウンロード版が順調に発売されないなどの問題が生じ、昨年10月には定価を1万円下げる方針を打ち出していた。
今後「PSP go」は市場に出回っているだけの販売となる模様。当時、ウィンドウズ搭載、ネット機能を有するセガのゲームハード機「ドリームキャスト」も、時代の先を行き過ぎてユーザーに馴染めなかった。ゲーム開発者は、先に行き過ぎご注意だ。
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