販売しているアイテムにイノセントがない。投げは最初から斜め投げが可能などディスガイア4との大きな変更点を紹介!ディスガイアファンにおすすめの縛りプレイも!
「星を一つ破壊するぐらい悪魔にはたやすいことで、そんなことをしてもラハール殿下は魔王とは認められない」……これはディスガイアシリーズの原点にして初の続編となる『ディスガイアD2』で語られるOPの一コマだ。
それを見て、初代ディスガイアでラハールの親父が毒饅頭を食べて死んだと語るOPを思い出した。そのノリは10年経ってもそのままだった。この三人はあれから全く成長していない。だが、それがまたいい。
話を戻すが3月20日に日本一ソフトフェア最新作『ディスガイアD2』が発売された。機種はPS3。価格は7,140円(税込み)。ジャンルはSRPG。今回はディスガイア4と比べて遊びやすくなった点や、新システムについて見ていこうと思う。
物語はいつものディスガイアディスガイアシリーズを全作クリアしているが、基本的に物語はいつものディスガイアである。ラハールの妹が登場したり、ラハールが女の子?になったりするがそれもノリは変わらない。チュートリアルは声付きで丁寧に説明してくれるので、初心者さんでもかなりわかりやすくなった印象はある。
ショップアイテムにイノセントなしこれには驚いた。通常なら、ショップアイテムの装備のイノセントを吟味して購入していたのだが、それがなくなった。また、話数ごとにあげられるショップレベルが限定されている。つまり、強い武器が欲しければ物語を進めていくか、アイテム海で購入、もしくは探索しなければならない。
セイムボーナスがわかりやすく表示される今までは装備一つに0~255までのレアリティが付加されていたのだが、今回はそれがなくなり、通常品(コモン)、レア、レジェンドの3つのみとなった。これで何が変わったかと言うと「セイムボーナス」の効果が発揮する。つまり、レジェンドやレアを二つ装備するだけでセイムボーナスが発生する。しかも、発生したら表示されるようになった。つまり、アイテム海や病院でレアリティを吟味する必要はなくなった。
病院でもらえる景品は全てレジェンド今作からはHPやSP、蘇生を行う病院での回復ご褒美は全てレジェンド品となっている。つまり、コモンやレアといったもので吟味する必要は消えた。その代わり、こちらはイノセントが付くので、イノセントでは吟味が出来る。
新システム「アクマコネクト」今作には仲間悪魔との好感度がある。それが「アクマコネクト」というものだ。好感度が高ければ、連係攻撃確率が上がったり、庇ってくれたり、支援攻撃をしてくれたりといいことだらけ。これによってまた新しい戦術が色々考えられる。
新システム「オンブシステム」オンブシステムは魔物型悪魔の上に乗れるシステム。前作の魔チェンジシステムと似たようなものだが、こちらには制限時間がないので、倒されるまではいつまでも乗っていられる。コラボ技も強い範囲攻撃がたくさんあるのでいい。
序盤のおすすめは「モスマン」だ。モスマンは飛行系ユニットなので地形や敵に関係なく移動できる。魔物型には優先的に靴を履かせたいところだ。
倉庫がなくなりアイテムの持ち込み数が999に!今まで回復アイテムは持ち物数だけだったのだが、今回は最大999個まで持ち歩ける。つまり、HPやSP回復アイテムを大量に用意しておけば安全に進むことが出来る。
斜め投げがわかりやすく前作でも斜め投げは出来たのだが、慣れてないと失敗することがあった。今回は投げる場所が指定出来るので非常に快適だ。
チート屋で経験値操作が可能に今回のディスガイアは「チート屋」というものが存在する。これは別にゲームのプログラムを破壊するようなシステムではない。むしろ、ゲームシステムをプレイヤーが調整できるようにした画期的な試みだ。
例えば、経験値が欲しいなら、マナの取得量、特殊技の経験値を減らすなどして、経験値上昇バーをあげるといった使い方がある。逆にマナが欲しいなら、経験値取得を減少するなどが可能なわけだ。
さらに、明らかに縛りプレイを意識した支援攻撃、連係攻撃、経験値のあり、なしといった設定変更も可能だ。敵の強さも20段階まで変えることができる。他にも項目があるので、まだまだチート屋で出来る範囲は色々ありそうだ。そこで一つおすすめのクリアまでのプレイ方針を紹介しよう。
稼ぎ禁止、アイテム海禁止、チート屋のいじり禁止プレイディスガイア4の時も述べたが、今作でもクリアしたマップでの稼ぎ禁止、アイテム海禁止、チート屋を縛ると中々の難易度となる。今もその方針でプレイしている。
手に入るお金や経験値が制限されているので、先を見越した育成を考えていく必要がある。議会の議決内容までは縛っていないので、今作でやりやすくなったボーナスステージや経験値三倍といったものが重要となりそうだ。
この縛りプレイはSRPGやディスガイアシリーズに慣れている上級者用なので、無理だと思ったらどんどん解禁していけばいい。ただ、それぐらい縛ってもクリア出来る難易度にしてあるのがディスガイアシリーズのクリア難易度だった。今作でどこまで行けるかはまだわからないが、クリア出来たら報告する。
(第三話で、アイテム海に行くイベントが存在するので、アイテム海に一度は行った記録は残る。ただすぐに帰ってきたのでアイテム海では稼ぎはしていない)
最後に一言だけ感想を述べておくが、作業する手間が大幅に削減され、さらに遊びやすくなったのが「ディスガイアD2」である。これでも、初心者には覚えることが多いのだが、一つずつ試していけばいいので、SRPG好きなら手にとって遊んでみて欲しい。原作(ディスガイア1)知っているほうがより楽しめるが、なくても問題はほとんどない。
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