2013年3月期の連結最終損益が60億円の黒字見込み。円高と主力のゲーム機本体の販売台数計画を引き下げたの原因
世界最大手のゲーム会社、任天堂が2013年3月の業績予測を下方修正を発表した。今までの予測では200億円の黒字を見込んでいたが、今回修正では連結最終損益が60億円の黒字という見込み。
今期の売上高は前期比25%増の8100億円、従来予想の8200億円を下回る見通しだ。
原因は主に円高。営業外費用に232億円の為替差損が発生したという。また、人気主力ゲーム機、ニンテンドー3DSの値下げによるもの。3DSを含む従来の販売台数が本体:1,850万台→1,750万台、ソフト:7,300万本→7,000万本)となり、 その売上予定分の100億円が下方修正となった。
期待はWii U12月8日に発売する新型ゲーム機「Wii U」の今期の販売台数は550万台の見込み。すでに予約も完売しており、Wii Uの売上にはかなり期待ができる。
実際、売上は下がっているように見えるが、ほとんどが円高によるもので任天堂ゲームソフトが売れてないわけではない。
円高がいつおさまるかはアメリカの景気次第というのもあるので予想は難しいところだが、これから発売するキラータイトルがいくつもあり、クリスマス商戦はかなり盛りあがりそうだ。
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