マリオが配管工のわけなど
1983年、スーパーファミコン版アクションゲーム『マリオブラザーズ』はそのゲーム性が高く評価され爆発的な人気を博し、以後は国内外問わずマリオシリーズは多くのゲームファンたちから愛されている。しかし改めて考えると、マリオには幾つかの謎が残っている。アメリカの大衆紙USAトゥデイが、そんな疑問に終止符を打った。
マリオシリーズの生みの親、宮本茂は語る。あの大きな鼻と口ヒゲは、まだ技術が未熟であった頃のゲーム機ならではの発想。繊細な描写が出来ないので、出来る限り画面内で見やすいような設定にした。同じく帽子を被った理由も技術の関係で、当時はまだ髪の毛をリアルに表現する事が出来なかったから。マリオが配管工の訳は、事前のシナリオ制作時に地下が数多く登場していたので、このシナリオに沿った職業にした――――など。
ゲーム文化の歴史を塗り替えた1本。マリオはゲーム機技術の進歩と共に、今日も土管に入り、ブロックをたたく。
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