あの時の興奮はそのまま!新しいシステムが上手く馴染んでおり、眠れない日々が続きそうだ
11月11日、15年振りにリメイクされ、再構築されたスクエニの新作PSP「タクティクスオウガ 運命の輪」がいよいよ発売された。現在、Amazonではゲーム部問売上第二位とかなり好調のようで、多くのプレイヤーが購入して遊んでいるようだ。
PSP「タクティクスオウガ 運命の輪」は、スクエニ(スクウェア)が誇る傑作のシミュレーションRPGのリメイク。価格は5,980円(税込)。ダウンロード版は4,980円(税込)となっている。
今回は旧作の変更点を中心に、第一章の序盤を少し紹介しよう。
タクティクスオウガ 運命の輪の変更点まずは筆者が遊んで気付いた変更点を簡単にあげていく。
1.片手に弓持つ装備が最強ではなくなった。これはタクティクスオウガをやりこんだファンならよくわかると思うが、弓を隣から打っても15年前の本作は反撃がなかったので一方的に攻撃ができた。なので、たいていのユニットは弓持ちが基本だった。
しかし、今回は、なんと弓に射程ができてしまい近接では撃てなくなった。だが、カウンタースキルがあれば、弓から弓でも反撃ができるようになった。
2.レベルがクラス制になり、個別ではないために石当てて経験値稼ぎは意味がなくなった。今回はクラスごとにレベルがある。つまり、主人公のクラスがウォリアーでレベル3なら、ウォリアーのクラスは全て3になる。なので、ランスロットに石当てて経験値稼ぎはほとんど意味がない。そもそも経験値がもらえない。
今回の経験値獲得方法は、敵を倒した数やスキルを使った回数などが勝利条件満たしたときにボーナスとして加わる。また複数の同じクラスのユニットが存在すればもらえる経験が増えるようだ。
3.個別のスキルができて、スキル選びが非常に楽しい。最初に雇ったユニットはスキル枠を持っていないのだが、戦闘で勝利するともらえるスキルポイントで枠を増やすことができる。スキル枠は全部で10個。これはユニットが負傷でももらえるが、ユニットが撤退してライフを1減らしてしまうともらえない。
例えば、片手剣スキルが欲しいなら、片手剣スキル獲得に必要な50ポイントを貯めて修得して、セットすることになるが、最初にスキル枠をあけてないとセットはできない。スキルは自由に付け替えることができる。ここで大事なのは戦闘によって編成の時にスキルの付け替えができることだ。
そのため、10個以上覚えたスキルが無駄になることはない。章が進むにつれて特定の戦闘では様々なスキルを付け替えるなどの戦術も要求されそうだ。
スキルはサポートとアクションに分かれており、クラスごとに覚えられるスキルが異なる。例えば、ウォリアーならレベル3でマイティインパクトが修得できるが、ナイトなら、レベル5でファランクスが修得できるなどだ。
サポートスキルというのは、片手剣などの武器スキル。人体学、魔獣学など特定のモンスターに強くなるスキルのこと。
また魔法には風属性補正などがある。ほかにもレジスト系。カウンター、物理攻撃力アップ、HPマックスアップ、消耗品使用など。様々なスキルがある。さらにレベルを上げれば使えるスキルもまた増えていく。
特定のスキルには経験値があり、使い続ければレベルが上がる。例えば、片手剣などの武器スキルをレベル2にすれば必殺技を覚えることができる。
4.クラスチェンジにアイテムがいるようになった。これは原作にもあったが、今回は全部のクラスチェンジに必要だ。クラスチェンジアイテムは敵を倒せば普通に手に入る。また最初のショップでも普通のクラスなら売っている。
5.運命の輪 C.H.A.R.L.O.Tこれは救済向けのシステムなのだが、将棋の待ったと同じようなものだと考えればいい。50歩まで記憶されるので、仲間に倒されそうになったとき直前に戻ったりすることができる。ただし、同じ行動には同じ結果となる。
6.BGMが素晴らしい。スーパーファミコン版にはなかったBGMも使われていたり、ウォーレンレポートで一度聞いたBGMは聞くことができる。かなりの曲数があるようだ。
7.装備制限、特にレベル制限でユニットの個性が顕著に装備には武器や防具、魔法にもクラス、レベル制限がある。なので、ショートソードはレベル1から使えるが、その次のグラディウスはレベル3からしか使えない。
ナイトはショートボウを装備できないが、ウォリアーは装備できる。ただし、グレートボウは現時点ではアーチャーしか装備できないなど、レベルの他にもクラス制限がある。
また今回はスキルの関係もあるので得意な武器を決めた方が良さそうだ。例えば、主人公デニムは片手剣でいくとか、カノープスは弓と斧にするなどだ。
残念な点不満点は装備を買うときにユニットごとに買えない(着せ替えができない)ことだ。なので、どれを持っているかわかりにくい。ストック数はでるのだが、できれば装備しているユニットが一瞬でわかればよかった。後、魔法を忘れることができない。操作をAIに任せてしまうと、属性の耐性上げる魔法を連打するので覚えさせない方が良いということになる。
第一章の序盤を攻略最初の戦闘「アルモリカ城」、次回の戦闘「アルモリカ城城内などはゲストキャラが勝手に敵を倒してくれるので、チュートリアル的みたいなものだ。ここで操作方法を確認しつつ、わからないことがあれば、ウォーレンレポートの「プレイガイド」を見るといい。かなり詳しく載っているし、補足ガイドも役に立つ。
なので、本格的な戦闘になるのは「タインマウスの丘」からだ。ここでカノープスが参戦してくるのだが、生きのこってればかなり心強い味方になってくれる。最初から斧と弓スキルがレベル2なので、すでに必殺技を覚えている。またカノープスは地形に関係なく移動できるので、この先の攻略に非常に役に立つ。
お薦めは、カノープスをアーチャーにクラスチェンジして、敵のクレリックやウィッチ、アーチャーなどの後衛を先に倒すと攻略がかなり楽になる。その際に、つけるスキルは「トレメンダスショット」がいい。
このスキルはTP40消費して、弓や弩などの遠距離武器で攻撃すれば、必ずクリティカルとなり、さらに命中率100%と便利なスキル。防御力の低い後衛なら一撃で倒すこともできる。弓スキルレベル2の必殺技「ブラックダウン」も強力だが、TP100いるので中々使うのが難しい。
シミュレーションRPGの基本は個別撃破なので、一体でも相手の数を減らせば有利になる。そのため、アーチャーなどの後衛は必ず入れておきたい。また、防御力の高い魔物も数多くいるので、魔法使いも育てておくと良い。回復役も多ければ多いほどいいので、クレリック、ナイトに回復魔法持たせるなども有効だ。
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