勝利の鍵は召喚対処と即効にあり!
11月11日に発売されたスクエニの最新作PSP「タクティクスオウガ~運命の輪~」において、序盤の難関と思われるクァトリガ砦「ニバス戦」はSRPG初心者には躓きやすいポイントとなっている。
ニバスを見逃さないで討伐すれば「称号」が獲得出来るので、この記事を読んで挑戦してみて欲しい。
基本の確認この記事はSRPG初心者向けに書いているので、タクティクスオウガ経験者やSRPG得意なプレイヤーにはだいたい常識と思われる事柄が多い。その辺りを最初に断っておく。
WT(ウェイトターン)攻撃するとき有利なのは先制攻撃。敵を一気に殲滅して数を減らせば、味方の被害も少なくなる。そのために個別撃破はもっとも基本の事項といえる。これに関してはゲーム中でも述べている。
先制攻撃するには敵より早く行動することが重要だ。そこでタクティクスオウガでは「WT」というものがある。この値が0になったユニットが行動ができるというシステムだ。3人ユニットがいて、WTが50,70,45としよう。
この中で一番早く動けて、その次は、というのがわかれば、このシステムを理解しているといえる。正解は「45,50,70」という順番で動く。これは敵味方は関係ないので、敵が続けて3人動かすなどもありえるということだ。
ゲームでは誰がどの順番で動くかをわかりやすく下の方の画面で現してくれる。なので誰が次に動くかなどはすぐにわかる。そこで、個別撃破というものが重要になる。つまり、敵に行動される前に倒せば被害はないということだ。
WTの数値増減WTはユニットが持つ基本の値と、装備している武具の重さ、ユニットのクラス、そして、前アタックターンでの行動で決定する。編成画面で「自動並べ替え」でWT基本値の小さい順を試して欲しい。装備を外しているユニットがいればたいていそのユニットが先頭に来ているはずだ。基本WTを把握するためにこの並び替えを上手く利用してほしい。
では装備に移ろう。基本的には攻撃力の高い武器ほど、ウェイトが重く、軽い武器ほど、ウェイトが小さくなっている。防具も特殊なもの以外は武器と同じと思っていい。例えば、ショートソードのウェイトは6だが、ミニマムダガーは2、ブロードソードは9という具合だ。
一番早く動きたければ装備をつけなければいいということになる。これには様々な利用方法がある。例えば、あるユニットを救出するときにこうした戦術が必要になってくる。例えば、武器だけつけて、特攻する。また、回復魔法だけつけて、回復を間に合わせるなどだ。
ニバス戦で重要なのは即効リーダー撃破なので、WTには注意して欲しい。
ニバス戦の下準備ニバス戦の推奨レベルを書いておく。最初にショップに売っている装備がレベル4なので、4~5辺りを推奨しておく。それ以上、高いと簡単すぎるので、攻略の必要性がなくなる。普通に進めるとレベル3前後辺りになると思う。店の装備をある程度揃えたら、回復アイテム、キュアリーフとマジックリーフなどのアイテムを最低10個ほど用意しておきたい。
また、カノープスをアーチャーにして、グレートボウを装備すると楽になる。ナイトにはヒール系の魔法を。除霊はいらないのでクレリックを出す必要はあまりない。回復役として使うのはあり。
ウォリアーなど、弓を使えるユニットはショートボウを装備。スキル「トレメンダスショット」と「マイティインパクト」は覚えておく。
ニバス戦の勝利の鍵勝利条件はリーダーニバスを倒すこと。ニバス戦に出てくる敵ユニットは、ニバス以外は全てアンデッド。つまり、倒しても仮死状態となり、時間が経つと生き返ってしまう。
普通の条件なら除霊してアンデッドの数を減らすのが得策であるが、ニバス戦ではまったく逆。除霊しても、ニバスは召喚でアンデッドを再び召喚してくる。つまり、数は減らないばかりで、こちらが不利となる。
この召喚があるために、自軍ユニットを進軍させながら、ニバスの前にいる敵ユニットを倒して行く。砦の上から弓を撃ってくる敵キャラはカノープスで倒すと良い。ダメージを受けたらヒールやアイテムなどで回復。
個別撃破で敵を倒して、仮死状態になっているアンデッドは無視。ニバスに近づきながら、攻撃範囲に捕らえたら、ニバスに攻撃を集中する。
事前の下準備がしっかりできていれば、上記の攻略方法で倒すことができると思われる。タクティクスオウガはこれより難しいステージはたくさんあるので、記事を読んで頑張って見て欲しい。
ただ、タクティクスオウガのバランスは、戦術次第で、結構何とかなるという、絶妙なバランス調整となっている。普通に戦って無理と感じたら、戦術を大胆に見直してみると、案外、突破口が開けることも多い。
タクティクスオウガ 運命の輪
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