バンダイナムコ、チリ高山事故便乗の「ミスタードリラー」壁紙を公開中止・謝罪
2010年8月5日に発生したチリ・コピアポ鉱山坑道崩壊で、33名の男性高山作業員が取り残された事故。
2010年10月14日に全員が救出され、これを記念し、「ミスタードリラー」の限定壁紙がツイッター公開されていたが、バンダイナムコゲームスはこの公開を取りやめ、謝罪を行った模様。
何があったのか
壁紙は同社のTwitterアカウントより2010年10月14日に公開された。「元祖『ミスタードリラー』が、救出用トンネルを掘りぬいた「ドリラー」の功績をたたえるとともに、33人の生還を祝したものです」として、twitpicにアップロードしていたもの。
しかし2010年10月15日昼ごろ、「配慮が足りない点がありましたので、公開を中止させていただきました」の謝罪とともに、壁紙画像が削除された。
壁紙は、ドリルで掘り進んで地下のゴールを目指すゲーム「ミスタードリラー」のキャラと、「お帰りなさい」を意味するスペイン語をあしらったもので、これに対し「不謹慎ではないか」との非難があった。
君は、空気を読んでおとなしくしてなさいよ
チリ・コピアポ鉱山事故から2ヶ月、ようやく救出された33名の鉱山作業員。そして彼らを祝うために表舞台にたったホリ・ススム氏。
生死をかけた脱出劇に、彼の存在は不謹慎に映ったようだ。
バンダイナムコゲームス ミスタードリラー
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