「怒首領蜂大往生」修正プログラムが完成間近との告知
5pb.から発売された人気シューティングゲーム、Xbox360「怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA」。その修正プログラムがいよいよ完成間近に近づいたとの告知があった。
修正プログラム?
2008年12月25日発売予定だった「怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA」が、完成の遅れを理由に2009年2月19日に延期。しかし発売後、「oldモード2週目でフリーズする」「リプレイが正常に再生されないことがある」「起動からゲーム開始までローディングに2分かかる」「メニューで階層移動するときにも場所により10秒ローディングがある」など、不備が多数見つかっており、5pb.は2009年3月27日に、同ソフトの出荷を停止していた。
そしてこれに対し、タイトルアップデートで対応することを雑誌で発表していたものの、現在に至るまで、対応がなされていなかった。
原因は何だったのか
5pb.のサイトで顛末が発表されたのは、2009年6月19日の事だった。
開発会社アクアシステムが、ケイブ・アリカが著作権を有するPS2版「怒首領蜂 大往生」のプログラムソースを無断で複製し、同作品を制作しており、ゲーム発売後ケイブ・アリカから事実確認の要請を受け、調査したことにより明らかになったのだという。
この著作権侵害について5pb.は謝罪するとともに、再発防止のため管理体制を見直すとした。
2009年6月20日、アリカの副社長より一部状況の説明が行われ、アリカ主導で修正版が作られることが告知されていた。
さて、今年は平成何年だっただろうか。
2009年2月に発売された「怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA」。2010年もそろそろ終りだが、ようやく修正プログラムが配布されるのだろうか。
発売日に同ソフトを購入したユーザーでさえ、そろそろ「そういえば、そんな事もあったな。」と思い始めていそうだが、諦めずに同プログラムを作り続けていたことについては、評価したい所だろう。
「作ると言ったものを作るのは当たり前」ではあるが、必ずしもそうでない企業もある事は、誰もが知っている。
5pb.inc 怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA
[PR]