赤川次郎原作のミステリーノベル、暑い夏の夜に最適
今週(25日)、PSストアで配信されるアーカイブスは11作品。目玉には「チョコボの不思議なダンジョン」などがあるのだが、筆者がお薦めしたいのは、赤川次郎原作の「夜想曲」である。
こういうサウンドノベルが安い値段で配信されるのは嬉しい。小説1本以上のボリュームが、小説と同じ値段で読むことができるわけだ。
夜想曲夜想曲といえばショパンを思い浮かべるわけだが、もちろん、このゲームも、ショパンの曲「夜想曲」が入っている。名作クラシックを聴きながらゲームを進めていくわけだ。ネタバレになってしまうので詳しくは書かないのだが、タイトルの「夜想曲」にはある秘密が隠されている。
原作は赤川次郎の小説『殺人を呼んだ本』である。ゲームとして発売されたのは1998年。実は続編「夜想曲2」もあり、最近DSで「夜想曲1と2」が入ったセットも発売されている。人気のある作品としてリメイクを繰り返しているわけだ。
原作小説が古いので、今、読むとレコードなどが登場して、現代とのギャップを感じさせるところなどもある。
Point of view
赤川次郎原作の小説がゲーム化、サウンドノベルになることはたまにあるが、やはり、原作小説が面白いので、サウンドノベルになっても十分楽しむことができる。また、隠しエンディング、外伝などもあるので、エンディングリストを埋めていくのも楽しい。手頃な値段なので、この機会に購入して、上質なミステリーを楽しんで欲しい。
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