ペルソナ3ソーシャル、新キャラ追加でプレイ料金は無料のアイテム課金制
アトラスの人気RPGの一つとして、大人気であるペルソナシリーズ。ペルソナシリーズは最近、PSPで、女性キャラ主人公、追加シナリオなどを加えてリメイクされた「ペルソナ3」がヒットしたわけだが、何と、今回はモバゲータウン、インデックスの自社サイトで17日に新ソーシャルゲーム「ペルソナ3 ソーシャル」を配信することが明らかになった。
キャラデザインはアートディレクターを担当した副島成記氏。アトラスが保有するコンシューマ向けRPGのソーシャルゲーム化第1弾という。
ペルソナ3 ソーシャル2000万人以上の会員数を誇る大手の携帯ゲームサイト、モバゲータウンに配信されるということで、アトラスがこれから何に力を入れていくのかが良く伺えるのだが、どんなゲームなのか概要を紹介していこう。
プレイヤーは仲間となるペルソナを集めながら、シャドウと呼ばれる敵とバトルを行い、経験値を貯めクエストをクリアしてゆきます。他のプレイヤーと協力しながらゲームを有利に展開することができます。ゲーム初心者からペルソナシリーズのファンまで幅広く遊べるゲーム内容に仕上がっています。
ソーシャルということで、他のプレイヤーとの協力を重視のような説明になっている。経験値を貯めてクエストをクリアするというのは、最近、携帯ゲームサイトでは良くある手法だ。合体とか、そういうシリーズ通してのシステムがあるかはまだわからないのだが、なくても今後に追加されると思われる。
Point of view
最近、ゲームメーカーの携帯ゲーム市場への参戦が相次いでいる。カプコン、スクウェア=エニックス、など大手ゲームメーカーがどんどん参入してきている。アトラスもその一つなのだが,今後は、プレイ料金無料で、アイテム課金制が主流となるのだろうか。携帯からなら、月の携帯料金に含めることで,簡単に課金できる環境も整っている。ウェブマネーを買う必要さえない。
今後、このような動きは加速すると思われる。問題点がないわけではない。ゲームの無料という概念の定着は、この先、ゲームの売上に響く。違法ダウンロード問題もあるが、ゲームメーカーはしっかりとしたビジョンを打ち立てる必要があるだろう。
急成長している携帯市場に参入することは間違ってはいないが、それに取り込まれたとき、実際、ゲームのあり方はどのように変わるのか。任天堂がなぜ携帯電話がついたゲーム機開発を中止したのか。時代は混沌としている。生き残りをかけた戦略の行方は、以前として先行きが不透明なのが心配である。
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