ラブプラスはニンテンドーDS用ソフトの恋愛シュミレーションゲーム。
バーチャル彼女と二人で旅行
この夏、ラブプラスのユーザーが静岡県熱海市に集結中。熱海は「ラブプラス+」の舞台となった。ここにユーザーは仮想の恋人たちと過ごす時間を持ちにやってくる。
仮想空間をつなぐ旅館
老舗(しにせ)温泉街は、いまや仮想空間と現実をつなぐ空間。
熱海の観光名所の「お宮の松」。若い男性が、携帯電話で写真を撮っている。この光景自体はごく自然なことだ。しかし、男性の持つ携帯電話の画面にはレンズの先にはいない彼女が写っていた。
このように、ユーザーは市内13カ所の撮影ポイントを回り、彼女とのデートを楽しむ。
舞台になった熱海側も最初は戸惑いがあったが、とくに問題も起こることもなく、今では協力をしている。
ゲームでキャラクターと一緒に泊まる設定のホテル大野屋は、「ラブプラス+」使用のサービスが存在する。予約の際に「ゲームの関係です」といっておけば、一人でフロントへ行っても「お二人様ですね」と声をかけられる。
このようにさまざまなサービスも生まれ、これも町を活気づけるためのきっかけになっている。
仮想空間と現実の融合はこんなところでも進行中。
ラブプラス+ホテル大野屋
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