
セールス的にも好調な日本版・北米版に次いで欧州でも発売された「デモンズソウル」ですが、現地で販売を担当するバンダイナムコパートナーズによると欧州での売上は『好調だ』とのこと。
欧州限定版「Black Phantom Edition」はすでに完売
欧州版「Demon's Souls(デモンズソウル)」が現地でローカライズを手がけるバンダイナムコグループのNamco Bandai Partners(NBP)により2010年6月25日に発売。
欧州版オリジナルの要素として特製アートブックが同梱された限定版「The Black Phantom Edition」がUKで発売されたが、現在までにUK各地で完売が相次いでいるとのこと。
"今回の結果は驚くべき成果だ"
今回NBPはEUROGAMERのインタビューに対し、「実際の数字までお伝えできないが、今回私たちの用意した限定版の在庫はすべて完売してしまった。驚くべき成果だ」(NBP UKマーケティング・PR担当者のLee Kirton氏)と回答している。
「海外(注:日本や北米のこと)でロングセールスになっているから、確信はあった。レビュースコアもカバレッジも良かったし、数十万本とまではいかないまでも嬉しい結果だ」とのこと。
これまで日本と北米で発売されて以来、すでに本作は累計50万本以上の出荷を達成しているというデータもあり(
参考)、大手ゲームサイトやコアなRPGユーザーに絶賛を受けていることなども相まっているようだ。
制作を手がけたSonyの反応は?
ちなみに日本版の販売はSCEJが手がけているが、北米版、欧州版の販売はそれぞれアトラス、バンダイナムコが行っている。
これは、元々「Killzone」や「God of War」などのメジャータイトルと異なり、WorldWideな展開は難しいと判断され、SCEAなど現地のファーストパーティが販売権を持たなかったことが原因とされている。
つまり、Sony側としては本作がここまでロングセールスとなる看板タイトルに成長するとは考えていなかったということになる。このローカライズ戦略に関して後にSony側は「
失敗だった」とコメントしている。
とはいえ、それだけファーストタイトルとして反響も大きいのは事実で、一部のユーザーの間では早くも続編に対する要望などが話題にのぼっている。今後もますます続編タイトルの登場が待ち遠しいタイトルであることは間違いないだろう。
デモンズソウル日本版公式サイト
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