任天堂が英国で起こしたマジコン裁判、違法化の判決。
任天堂がマジコンをめぐり、英国で起こしていた訴訟で、マジコンの販売は違法だとする判決が下された。
任天堂は、マジコン業者と法廷外で和解をしていたが、英著作権法がマジコンも適用されると明確にする判決を求めていた。
裁判所の判断
マジコンには、自作ソフトを実行するためのツールであると、合法的な用途を主張していたが、そのためには任天堂のプロテクトを破る必要があり、それが侵害行為にあたるとの判断だ。
今後の販売について
今後の英国でマジコンの販売はできなくなるが、既に販売された分に対しては影響がないとのこと。
マジコンによる被害額
任天堂によると、マジコンは国内だけでも数十万台が流通しており、全世界の被害総額は3千億円を超えるとの試算。
積極的なマジコン対策
任天堂は、マジコン対策を積極的に進めており、各国で販売業者を相手どり訴訟を起こしている。
日本やオランダなどではマジコンの販売を禁止する判決が下されているが、フランスやスペインの裁判所は、合法的な目的にも使用できるため、販売さしどめはできないとしている。
ゲーム業界の未来のために、マジコン対策を徹底的に行ってほしいものである。
任天堂 ニンテンドーDSiLL
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