26日、全世界のゲームユーザーの注目を集めていた任天堂<7974.OS>の新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が発売された。ゲーム市場初となる裸眼3D(3次元)対応の携帯型ゲーム機。発売前から予約権利がオークションにて高値で取引されるなど話題を誘っていたが、発売初日のこの日も家電量販店などで大きな盛り上がりを見せたようだ。
定価は2万5000円と小型ゲーム機としては安くない金額だが、高性能グラフィックスやCPU、カメラやセンサーなどを盛り込んだ内容にゲームユーザーも購買意欲を示した模様。量販店では整理券を求める行列が出来るほどの賑わいとなった。尚、今回は国内販売のみ。欧米では来月発売される予定。
一方でネットオークションなどに希少娯楽品を転売する"転売屋"の動きは鈍い。大手オークションサイトでは30000円ほどの価格帯で落札金額が推移しており、目だった利益は上げられそうにない模様。ネット通販大手アマゾンでは早くも3月5日の再入荷が決定しており、任天堂側は十分な量の製品を市場に投入する構え。消費者は焦らずとも正規新品を手にする事が出来そうだ。
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