18日の東京証券取引所で少々変わった動きが示された。発売前から世界ゲームユーザーの話題を集めている新型小型ゲーム機『ニンテンドー3DS』の市場販売開始の直前であるエンターテイメント大手任天堂の株価が急落している。
同社の18日終値は2万5360円。前日比130円安。前日終値が2万6790円と高値であった事に対し、急激な落ち方を示したと言える。上記『ニンテンドー3DS』の発売は26日を予定しており、判断材料としてマイナスになる要素もない。
同様の急落は昨年9月、同ゲーム機開発発表時にも見られた。こうした状況から経済アナリストは「外国人投資家の利益確定売りが殺到したのでは」と分析している。「任天堂の株主の多くは外国人と個人の投資家。任天堂に限らず、新商品の発売というアナウンスで投資家が動いた」と見込まれている。
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