ソニーは携帯型ゲーム機として全世界に人気を誇る「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の後継機となる「ネクストジェネレーション・ポータブル(NGP)」を年末に発売することを発表している。また近日にはニンテンドーDSの最新機種となる立体画面機能搭載の「ニンテンドー3DS」の発売も控えている。
人気を二分する携帯型ゲーム機の新展開だけにゲームユーザーの視線も熱く両社の抗争も見所だが、「実は彼らはライバルにして一蓮托生の戦友。次世代を圧巻するであろうスマートフォンが本当の敵なのかも。誰も彼もが高質なグラフィックや難解な操作性のあるゲームを期待している訳ではない。むしろオセロやテトリスのようなゲームを時間の合間にさくさく楽しみたい。そういう意味ではNGPも3DSもスマートフォンには適わない」と一事事情通は分析している。
第3世代携帯電話(3G)回線に接続できる機能を搭載するという形で通信機能を強化した事が明らかになっているNGP。処理能力や超高画質を有するという同機種であるが、そもそもゲーム文化そのものに興味を失いつつある現代人にどこまで好奇心に訴えかけられるか。
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