2011年度内に発売予定。PV公開はどう見てもデモンズソウル!
フロムソフトウェアのキングスフィールドシリーズの流れを汲む「デモンズソウル」は日本だけではなく、世界中で賞賛され、数々のゲーム賞を受賞している。難易度的には初心者お断りいうほど難しいゲームであるのだが、その中毒性の高さから多くのプレイヤーから神ゲーと呼ばれており、今だにデモンズソウルで遊んでいるプレイヤーも多い。
今回はそのデモンズソウルの続編(正式な続編ではない)「DARK SOULS(ダークソウル)」が2011年度内に発売されることが判明しPVが公開された。価格、発売日などはまだまだ未定。今回はダークソウルのPVとなぜ海外ではバンダイナムコゲームスが販売を担当するのかを紹介していく。
海外事情ここで注意しておきたいのが、なぜ、バンダイナムコゲームスの名前が入っているかだ。正確に述べると、海外ではバンダイナムコゲームスが販売して、国内ではフロムソフトウェアが販売することになっている。プラットフォームとしては、PS3が日本国内では独占で、海外ではPS3、Xbox360とマルチタイトルになっている。
では、なぜ海外ではバンダイナムコゲームスが販売することになっているかと述べると、おそらくはバンダイナムコゲームスの方が海外ブランド、つまり名前が売れていること。また、デモンズソウルの欧州販売権を獲得しているという経緯もある。もちろん、開発はデモンズソウルの製作スタッフである。
最近、欧米ゲーム市場では、日本のゲームが日本より売れていることが良くある。例えば、最新作PS3「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2」の売上を振り返って見ると、日本・アジアは16万本。北米は34万本、欧州50万本となっている。
つまり、日本やアジアは16万本なのに、全世界累計数ではミリオンヒットとなっているわけだ。しかも、このデータは昨年の11月25日なので、さらに販売数を伸ばしていると思われる。
そして、デモンズソウルも実はそうだったりする。デモンズソウルは日本で最初から人気があったわけではない。ネットを通じて、徐々にゲームの面白さが伝わっていったというのが真相だ。
そして、日本で売れた本数は製品版が16万本、ベスト版が4万本ということで、合計20万本以上ということになる。日本ではこれぐらいなのだが、海外の売上数はこれを遙かに上回る。北米版は38万本を売上、欧州でも売上を伸ばしている。
日本ではあまり受け入れがたい高難易度にしたというのもヒットの要因となっている。海外ゲームの有名タイトルは日本のゲームと比べて、難しいゲームが多い。まさにローカライズ化が成功したということだろう。サウンドトラック、海外版の攻略本などが販売されているほどの人気ぶりだ。
以上。このような経緯や海外事情があり、ダークソウルはバンダイナムコゲームスが海外販売を担当することになった。フロムソフトウェアとバンダイナムコゲームスのコラボ作品ということになる。では、長くなったがダークソウルのPVを紹介しよう。
Dark Souls : Official Announcement Trailer [HD]デモンズソウルをプレイしたことがある人なら、このPVを見てわくわくするんじゃないだろうか。どう見てもデモンズソウルそっくり。まだシステム面などは明らかになってないが、難易度も同じレベルを維持するだろうし、世界観もそのままとしか思えない。違いはあるだろうが、雰囲気がそのままというのは嬉しい。これは期待して続報を待ちたいと思う。
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