今後のPS3ソフトに導入?制限回数は5回まで!
オランダのPS3情報サイト「PS3-Sense」が興味深いことを述べている。ソニーが、今後発売されるPS3用ゲームディスクにはすべて個別のシリアルコードが付けるという。
これは最近、問題になってるPS3のハッキングへの対処の一つだと思われるが、かなり画期的な試みといえる。今回のこのオランダのサイトを英訳した記事をさらに日本語訳にした。気になるところだけを抜き出しておく。
Sony’s Answer To PS3 Piracy: Serial Codes?Dutch website claims Sony will introduce PC-like unique code system to thwart PS3 pirates.
訳 オランダのウェブサイトは、ソニーがPS3著作権侵害の努力を妨害するPCのようなユニークなコードシステムを導入するだろうと主張した。
Sony will respond to the recent publication online of PlayStation 3’s root keys by shipping new games with a unique serial code.
訳 ソニーは、新作ゲームにユニークなシリアルコードを付けて販売し、プレイステーション3のルートキーにおけるオンラインの最近の刊行に応じるだろう。
少し事情を説明しておくと、ある海外ハッカーにおいて、PS3のプロテクトがついに破られてしまった経緯がある。そのハッカーがPS3のプロテクトを破るツールをネット上で公開したことで、海外での人気ゲームのオンラインにチートが続出。運営側も対応できず、ソニーはPS3のアップデートで対抗してきた。この騒動はソニーの対応により,今は一段落したわけだが、ソニーはこのハッカーを提訴した。
The code can reportedly be used up to five times, a move that will not only prevent piracy but will also impact on the increasing trade in pre-owned games, as retailers will have no idea how many times a code has been used when a customer tries to trade the game in.
訳 伝えられるところによれば、そのコードは5回まで使用できて、海賊行為だけではなく、顧客がそのゲームを取引しようとしたとき、顧客業者はコードがどれだけ使われたまったくわからないので、中古ゲームの増加している取引にもまた衝撃を与えるだろう。
シリアルコードの制限回数は5回。中古販売取引では、そのシリアルコードが何回使われたかはわからないので、中古販売にも影響を与えるという主張だ。
また訳を載せてないところでは、プレーヤーはゲームを始めるためにシリアルコードを強制入力させる。すでにソニーには類似のオンラインサービスが存在するという。
確かにそのシリアルコードのアイデアはパソコンの様々なソフトに利用されている。ダウンロードしても,シリアルキーがなければ起動しない。PCのようなという意味はこれのことのようだ。
少し中古販売市場について考えて見ると、これからはシリアルコードを何回入れたかのチェックが行われて、4回以上は買い取り不可能ということになるようなシステムが構築されるということになる。
ソニーは中古ゲームショップがPS3ソフトに、そのシリアルコードを何回入れたか確認できるシステムを用意すれば良いと思われる。実際、中古市場が影響受けるのは言うまでもないが、制限回数5回なら、あまり問題はないのではないだろうか。
ソニーがこれを正式に発表するかはまだわからないが、そのようなアイデアがあってもそれほどおかしくない。
詳細ページ(英語)
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