PS3、PSPどちらでもプレイ可能。スパロボシリーズで第三次の位置づけはかなり重要!
今は、バンダイナムゲームスの看板作品となっている「スーパーロボット大戦シリーズ(以下、スパロボ)」も、過去にでたときはそれほど一気に売れたわけではなかった。この度、ゲームアーカイブスでスパロボシリーズのいくつかがダウンロード配信される。まずはそれを紹介しよう。
第2次スーパーロボット大戦 800円
第3次スーパーロボット大戦 1000円
スーパーロボット大戦EX 1000円
以上の3つとなっている。第二次はファミコンで発売されており、第2次、EXはスーパーファミコンの発売だった。だが、実はまだ原作がある。第2次と書いてある通り、第1次のスパロボがある。これがゲームボーイで発売されている。
今回は第3次スパロボに焦点を当てて、第3次が後世のシリーズにどれほど影響を与えたかを解説しよう。
スーパーファミコンでの発売第3次のスパロボが発売されたのは1993年のこと。すでにだいたい18年ほど経過しており、その後、数多くのシリーズが出ている。第3次は次の点で重要だ。
広大なマップ数に分岐、初のマルチシナリオ第3次のスパロボが発売された当時、はっきり言えば,あまり知名度はなかった。筆者はロボット好きだったので購入していたわけだが、スーパーファミコンソフトで9,800円もした。当時、値引きなんてほとんどなかったので定価だった記憶がある。それは良いとして、打ちきり覚悟の最終シリーズとして発売されたという経緯がある。
そのせいかどうかわからないが、とにかく当時のゲームと比べてボリュームが圧倒的。SRPGでいえば、筆者が第3次スパロボと同じぐらいのボリュームは魔神転生ぐらいしか思いつかない。
隠しマップや分岐マップ含めて,総数62面。序盤はステージクリアするのにあまり時間はかからないのだが、10話過ぎる辺りから、敵の強さが激しくなってくる。中盤、終盤以降は1面クリアするのに1時間とかかかるようになる。
初改造、乗り換えシステム実は改造や乗り換えは第3次からである。当時、資金がある限り、自分の好きなユニットを改造できるのは画期的だった。鋼鉄の城のマジンガーZが改造でさらに強化されるのだ。これが人気が出たもう一つの秘密である。
また、乗り換えシステムも重要だ。これでアムロがいつまでもガンダムに乗ることはなくなったし、弱いキャラでも強いユニットがあれば活躍させることができるようになる。
だが、最初、武器改造はできなかった。これができるのは後のシリーズになるのだが、どうやらアーカイブスの方はPS版のようなので、武器改造もできるようだ。なので、スーパーファミコン版よりは遊びやすい仕様になっていると思われる。
気力システム当時、スーパーロボット系のアニメが最初から必殺技を撃たないお約束を見事、気力というシステムで解決した。これも非常に優れたアイデアだ。気力が上がる度に攻撃力が上がり,さらに必殺技などが使用できるようになる。なので、ダイターン3が普通に強かった。ダイターンザンバーやハンマーにはよくお世話になった。
振り返って見ると、ほぼ第3次に今のシステムの形が作られていることになる。まだ武器改造、PP、などのシステムは未実装ではあるが。
以上。今回は第3次スパロボを紹介した。この機会に遊んでみて欲しい。
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