コナミ、ハドソンを完全子会社化、株式53%を収得!ハドソンは上場廃止に
2011年1月20日、コナミがハドソンの株を53.99%を収得、これをさらに引き上げ100%にして、完全子会社すると発表した。これによって、ボンバーマンシリーズや桃太郎電鉄シリーズで知られている老舗のゲームメーカー「ハドソン」は上場廃止となる。
株式交換比率コナミ(株式交換完全親会社)はハドソン(株式交換完全子会社)となり、株式交換比率は以下の通りだ。
本株式交換に係る割当ての内容
コナミ 1
ハドソン 0.188
このようになっているつまり、コナミの株価と比較して、ハドソンの株価は6分の1倍の価値と決められたわけだ。
1月20日の終値のコナミとハドソンの株価コナミ 1726
ハドソン 387(+33)
今日は日経平均が下がっているので、全体的に日本の株価は下げているのだが、この子会社化ニュースにハドソンの株価は上昇。コナミは上昇しないまでも、昨日と変わらない数値となった。つまり、市場関係者はこの子会社化は良い材料と受け止めているようだ。
Point of view
市場はこれぐらいにしてゲーム記者の観点して、この子会社化でどうなるかを考えて見る。
最初に思いついたのは、スクウェアとエニックスが合併して、「いただきストリート」というすごろくゲームに、FFのキャラクターが登場したように、桃鉄にスネークが登場するかも知れない。スネークが潜入捜査して、資金をどうにかするとか、裏金発覚とかそんなイベントも考えられる。
また、スネークだけではなく、ときメモやラブプラスみたいな恋愛ゲームのキャラが桃鉄やボンバーマンに登場するかもしれないとか、コナミキャラが桃鉄で総対戦みたいになるとわくわくする。
ハドソンが消えたわけでもないので、これからもハドソンは桃鉄シリーズを開発するだろうし,それを売るのがコナミになるわけで、ゲームユーザーとしてはそれほど悲しむことはないと思う。
日本の会社が拾ってくれたのなら、これからコナミと一緒にさらに大きくなってくれると良いのではないだろうか。
また、デゼニワールド、サラダの国のトマト姫などのアドベンチャーゲームの続編なども期待したい。メタルギアにキングボンビーが隠しボスに登場するとかでも良い。
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