失望売りが先行
21日の株式市場にて、ハドソンが急落した。一時は基準値比73円安の314円を記録。これは大証ジャスダック市場の値下がり率の1位にランクイン。これは20日引け後、コナミが同社を株式交換で完全子会社化すると発表、交換比率にサヤ寄せしたのを受け、投資側が敏感に反応した形となる。
子会社化における株式の交換比率については、ハドソン普通株1株に対しコナミ普通株0.188株。昨日20日のコナミ終値から算出した理論株価より割高であるこの数字が判断材料となり、失望売りが専攻した。前場終値はハドソンが71円安の316円、コナミは29円安の1697円ザラバ引け。
尚、完全子会社化の効力発生日は4月1日付け。ハドソンは3月29日をもって、大阪証券取引所を上場廃止となる予定である。
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