シリーズ最高の仕上がり。弟子の育成、ローマの復興など、新要素も多数追加!
ユービアイソフトの看板ゲーム「アサシンクリード」シリーズの最新作「アサシンクリード ブラザーフッド(ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD」が12月9日に発売された。機種はPS3とXbox360。価格は両機種7,770円(税込)となっている。アサシンクリードに大きく分けて、歴史上の人物チェーザレ・ボルジアなどが登場するストーリーモード(シングルプレイ)とマルチプレイモードの二つがある。どちらもやりごたえ抜群のボリュームとなっている。
アサシンクリード ブラザーフッド名前の通り、アサシンクリードは、暗殺者になって数々の暗殺任務を遂行していくアクションゲームであるのだが、実はそれは前作までの物語だったりする。今作ではすでにマスターアサシンとなった「エツィオ」は、ローマに潜入し、そこでアサシン教団を組織して戦うことになる。
目的はボルジア家のイタリア支配を止めること。だが、そのエツィオの前に軍人であり、政治家として有能であったチェーザレ・ボルジア(ヴァレンティーノ公)が立ちふさがる。
マキャヴェッリの「君主論」で出てくる残忍・冷酷といわれたあのチューザレ・ボルジアとどのような駆け引きをするのか、または戦うことになるのか、西洋史ファンからしても見逃せない物語となっている。次はPVとプレイ動画を見て欲しい。
アサシンクリード ブラザーフッド 最新PV 【TGS2010】アサシン クリード ブラザーフッドをプレイ マルチプレイモードの遊び方が少し説明されている。次は今作の新要素を紹介しよう。
アサシンギルドを組織物語紹介で少し触れたが、今作ではアサシンギルドを組織して弟子を育てていくことができる。そして、ミッションをこなすなどで経験を積んだ弟子はレベルアップして、装備を強化することもできる。もちろん、エツィオと一緒に戦ってくれる心強い味方だ。
ローマ奪還、復興システムボルジア家が支配した地域のローマでは多くの店舗が店を閉じている。鍛冶屋や銀行といった店も使えないので、使うためには支配の象徴である「塔」のリーダーを倒し、塔の頂上で火を放つ必要がある。
塔の頂上で火を放った後、店を営業させることができるが、それには資金が必要だ。前作の経済システムがさらにパワーアップしたような感じだ。下の画像で復興前と復興後を比べると違いがよくわかる。
天才ダ・ヴィンチの新武器万能人と呼ばれている天才レオナルド・ダ・ヴィンチが今作に登場。ダヴィンチが造る強力な武器を使用することができる。天才のアイデアが詰まった武器だ。ボルジア家を倒すのに大いに役に立ってくれる。
プレイヤー同士の暗殺劇マルチプレイモードでは、インターネットで接続した世界中のプレイヤーと遊ぶことができる。最大8人までが参加できるマルチプレイでは、参加者たちがターゲットになる。
14種類の職業。プレイヤーカスタマイズ、スキル構成などなど、マルチプレイの最高レベル到達まで50時間と、マルチだけでも十分遊べるボリュームになっている。
12月9日のアップデート今作の購入を検討しているプレイヤーに注意してもらいたいのが「PS3」「Xbox360」版の違いである。今作での無料アップデート「
コペルニクス・ミッション」は
PS3版のみとなっている。
他のアップデートはXbox360でもあるようだが、「コペルニクス・ミッション」を現時点ではXbox360版では遊ぶことができない。また遊べるようになるかも不明だ。
以上。今回は「アサシンクリード ブラザーフッド」の魅力を紹介してきた。週刊ファミ通のクロスレビュー評価は37点(満点40)と高評価。物語(シングルプレイ)もマルチプレイも充実した内容なので、是非とも、プレイして見て欲しい。
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