「錬金術士」「調合」といえば定番のアトリエシリーズ!最新作DS「リーナのアトリエ~シュトラールの錬金術士~」
株式会社ガストから、2009年12月22日に発売された人気のアトリエシーリズの最新作DS「リーナのアトリエ」。ジャンルはRPG。価格はリーナのアトリエ~シュトラールの錬金術士~ プレミアムボックス(「オリジナルシステム手帳」同梱)版が7140円(税込)。通常版が5040円(税込)。まさに定番ともいえる作品であり、多くのシリーズ作品が出ている。今回はこのアトリエシリーズの最新作を取り上げていく。
電撃オンラインより
錬金術がテーマの人気RPG『アトリエ』シリーズ。今度の主人公は、ちょっぴり世間知らずな錬金術士の女の子・リーナ。妖精の森を火事にした放火犯に間違えられてしまったリーナは、成り行きに任せるままに妖精の森の復興の手伝いをすることに……。
覚えたての錬金術を使って、復興資金を稼ぐために行商に精を出そう。行商のポイントは、街でどんなアイテムが人気なのかを"うわさ"を聞いて調査すること。"うわさ"で高額取引されるアイテムを調べて調合したアイテムを売ると、普段よりも高額で取引が成功する。
また、リーナをはじめ、幼なじみのリュオン、考古学者を目指すお嬢さま・ファラ、世話焼きの女性騎士・マルシェラなど、個性的なキャラクターたちが登場するイベントも盛りだくさん。キャラクターボイスは、小清水亜美さんや岸尾だいすけさんら、豪華声優陣が演じている。
定番であるがゆえにシンプルで遊びやすい! だいたいシリーズ通して遊び方はほとんど変わっていない。錬金術でお金を稼いで何かをやっていくという定番。目的がわかりやすく「調合」するのもそれほど難しくない。ただレア素材集めはいつも通り大変。またRPG要素などもあり、携帯ゲーム機で手軽に遊べるのがいい。
といっても、中々アトリエシリーズは止め時が難しいのだが、これを合成したら・・・このイベントクリアしたら・・・この素材集めたら・・・とか、思っているうちに数時間経過していることもよくある。
ただ今回は「調合」よりも「行商」がメインというような感じになっている。お金の方も、時間も、限られているので、長く遊ぶには良いが、やりたいことを決めておかないとすぐに時間が経過してしまい、エンディングを迎えることになる。これも「アトリエシリーズ」には良くあることだが・・・。
ただ、いつも思うがユーザー層はどこを狙って作っているのかがわかりにくい。従来の「アトリエシリーズ」ファンは30代あたりが多いと思うのだが・・・最近の造りを見ている限りでは10代や20代をターゲットにしているようにも見える。調合するときのアニメーションとかカットできるのはいいが、そもそも必要ない気がする。
手軽に遊べてシステム的にも洗練されているので、もう少し固定したファン層を意識して掴むと良いと思われる。豪快声優人で「フルボイス」も良いのだが、このシリーズの良さは長年愛されている錬金術からの「調合」にあるというのを少し忘れている気がする。
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OP】リーナのアトリエ ~シュトラールの錬金術士~ - オープニングアニメ [Nintendo Ds] Lina no Atelier - Strahl no Renkinjutsushi [First Look] -PlayStati0nNetwork-
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